2014年06月27日
「島案内人」の応募締切間近です!
瀬戸内町役場 まちづくり観光課 では、
平成26年度「島案内人育成講座」の受講生を募集しています。

△平成25年度 島案内人講座 西阿室集落散策の様子 ↑↑講座風景は写真をクリック↑↑
平成25年度の募集記事はこちら
(平成24年度の講座内容を検索することができます)
目的
島案内人育成講座は、瀬戸内町の島々に残る貴重な自然や文化、歴史などを学び、
訪れる方々や地元の住民に対し、それらの魅力を伝え、実際に案内することができる
人材の養成を目的としています。
実習を含めた年7回の講座を行ない、4回以上講座を出席された方は、その内容を
もとに検定試験を実施。合格者は瀬戸内町の「島案内人」に認定されます!!
講座内容
加計呂麻島・請島・与路島の自然、文化、歴史および産業等に関すること。
※スケジュール・申込書などはこちら
対象者
瀬戸内町にお住まいの観光関連事業従事者をはじめ、各種団体等、町民を主に対象
とし、「島案内人」として認定された後、町の観光にかかる様々な場面で協力できる方。
(現在、観光業に携わっていない方も、興味のある方は、問い合わせてみましょう!)
なお、既登録者は対象外となります。
募集人員 25名
応募者多数の場合、初回の方を優先のうえ事務局にて選考します。
受講料 3,000円
(その他、食費は各自負担)
申込期間
平成26年6月16日(月)~6月30日(月)
※必着(電話での申し込みはできません)
締切間近です。お早目にお申込みください。
申し込み・問い合わせ先
瀬戸内町役場 まちづくり観光課 担当:有川
〒894-1592 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋船津23
TEL 0997-72-1115 FAX 0997-72-1120
E-mail: kankou@amami-setouchi.org
おしらせ
2014.6.26
平成26年度「島案内人育成講座」の受講生を募集しています。
△平成25年度 島案内人講座 西阿室集落散策の様子 ↑↑講座風景は写真をクリック↑↑
平成25年度の募集記事はこちら
(平成24年度の講座内容を検索することができます)
目的
島案内人育成講座は、瀬戸内町の島々に残る貴重な自然や文化、歴史などを学び、
訪れる方々や地元の住民に対し、それらの魅力を伝え、実際に案内することができる
人材の養成を目的としています。
実習を含めた年7回の講座を行ない、4回以上講座を出席された方は、その内容を
もとに検定試験を実施。合格者は瀬戸内町の「島案内人」に認定されます!!
講座内容
加計呂麻島・請島・与路島の自然、文化、歴史および産業等に関すること。
※スケジュール・申込書などはこちら
対象者
瀬戸内町にお住まいの観光関連事業従事者をはじめ、各種団体等、町民を主に対象
とし、「島案内人」として認定された後、町の観光にかかる様々な場面で協力できる方。
(現在、観光業に携わっていない方も、興味のある方は、問い合わせてみましょう!)
なお、既登録者は対象外となります。
募集人員 25名
応募者多数の場合、初回の方を優先のうえ事務局にて選考します。
受講料 3,000円
(その他、食費は各自負担)
申込期間
平成26年6月16日(月)~6月30日(月)
※必着(電話での申し込みはできません)
締切間近です。お早目にお申込みください。
申し込み・問い合わせ先
瀬戸内町役場 まちづくり観光課 担当:有川
〒894-1592 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋船津23
TEL 0997-72-1115 FAX 0997-72-1120
E-mail: kankou@amami-setouchi.org
おしらせ
2014.6.26
2014年06月23日
瀬戸内町立図書館「ホリデーくらぶ」のおしらせ
瀬戸内町立図書館・郷土館では、
今年から、一般の方を対象にした講座「ホリデーくらぶ」を開講します!
第1回目の講師は、ながく保育に携わり、
「奄美民話の会」などでも活躍されている嘉原カヲリさんです。
嘉原さんは今年、『わらべうたを子育てに』という本を出版され、
わらべうたの良さを広める活動をされています。
どなたでも参加ができますので、ぜひ懐かしいわらべ歌や遊びを学んでみませんか。
第1回「ホリデーくらぶ」
●とき:平成26年6月28日(土曜日)
●時間:午後2時~
●場所:図書館・郷土館2階 視聴覚室
●講師:嘉原 カヲリさん
●演題:「わらべうたを子育てに」
今年から、一般の方を対象にした講座「ホリデーくらぶ」を開講します!
第1回目の講師は、ながく保育に携わり、
「奄美民話の会」などでも活躍されている嘉原カヲリさんです。
嘉原さんは今年、『わらべうたを子育てに』という本を出版され、
わらべうたの良さを広める活動をされています。
どなたでも参加ができますので、ぜひ懐かしいわらべ歌や遊びを学んでみませんか。
第1回「ホリデーくらぶ」
●とき:平成26年6月28日(土曜日)
●時間:午後2時~
●場所:図書館・郷土館2階 視聴覚室
●講師:嘉原 カヲリさん
●演題:「わらべうたを子育てに」

2014年06月20日
仮面人間 名前決定!!
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会HP
「せとうちなんでも探検隊」
の メインキャラクターの名前が、ついに決定しました!

HP「せとうちなんでも探検隊」が4月に公開されてから、もうすぐ三ヶ月間。
メインキャラクターである「仮面人間(仮名)」の 名前募集 をしておりました。
この名前募集ですが、
平成26年6月6日(金)に募集を締め切り、
厳正な審査を行った結果、ついに決定いたしました。
その名も。。。
「シーバッケ」
審査委員長の登島敏文さんは、
すべてのキャラクター名が良いネーミングでしたので、審査に迷いました。
この「シーバッケ」は、「芝集落」「バッケバッケ」「おばさん」「海(sea)」「お化け」などを
5文字の中で表現できていることから選出いたしました。
との講評。たしかに、すべてを網羅しています。
さて、その他のキャラクター名も気になっている事と思いますので、ここでご紹介。
(ご応募順)
〇ミックス
〇タバタバ
〇クッケミッノ
〇かむきゅら
〇ヒギャムン
〇くりった♫
〇カケロ面(メン)
〇シーバ
〇バッケン
〇とりーと
〇ふりもん
〇バケラッタ
〇かわいこちゃん
こんなに素敵な名前を本当にありがとうございました。
加計呂麻島・芝集落で行われている伝統行事「バッケバッケ」
そこに登場するのが仮面をかぶった子供たち。
古くからのしきたりを伝えていく思いに溢れた芝集落。
瀬戸内町には、「諸鈍シバヤ」や「油井の豊年踊り」など素晴らしい伝統芸能が数多くありますが、
芝の人たちが、子どものころの懐かしい思い出とともにヤシの仮面や松明を復活させた、
「バッケバッケ」への思いが、文化遺産の価値を再発見し発信していくという、
当委員会の思いともつながると思い、ホームページのキャラクターに選ばせて頂きました。
この「シーバッケ」ですが、
もしかしたら、「バ~ッケ、バッケ♪」とかわいらしい歌声を響かせ、
あなたの家にもやってくるかもしれません・・・
というのも、「シーバッケ」ステッカーを
ブログ、ホームページをご覧の皆様へ、命名記念にプレゼントしたいと思います。
われこそは、「せとうちなんでも探検隊」広報隊員だ!
と自負するそこのあなた。
車や身の回りのものにステッカーを貼って、「せとうちなんでも探検隊」を広報してみませんか?
先着20名様に、「シーバッケ」ステッカーをプレゼントしたいと思います。
応募方法は、メールにてお願いいたします。
住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、せとうちなんでも探検隊の感想をご記入の上、
メールアドレス s.bunkaisan@gmail.com にご応募ください。
(個人情報は、今後のS.B.I講座等の連絡以外では使用いたしません)
多くの方のご応募お待ちしております。
今後もホームページ「せとうちなんでも探検隊」&「シーバッケ」をよろしくお願いいたします。
おしらせ
2014.6.19
S.B.I 隊長鼎
「せとうちなんでも探検隊」
の メインキャラクターの名前が、ついに決定しました!

HP「せとうちなんでも探検隊」が4月に公開されてから、もうすぐ三ヶ月間。
メインキャラクターである「仮面人間(仮名)」の 名前募集 をしておりました。
この名前募集ですが、
平成26年6月6日(金)に募集を締め切り、
厳正な審査を行った結果、ついに決定いたしました。
その名も。。。
「シーバッケ」
審査委員長の登島敏文さんは、
すべてのキャラクター名が良いネーミングでしたので、審査に迷いました。
この「シーバッケ」は、「芝集落」「バッケバッケ」「おばさん」「海(sea)」「お化け」などを
5文字の中で表現できていることから選出いたしました。
との講評。たしかに、すべてを網羅しています。
さて、その他のキャラクター名も気になっている事と思いますので、ここでご紹介。
(ご応募順)
〇ミックス
〇タバタバ
〇クッケミッノ
〇かむきゅら
〇ヒギャムン
〇くりった♫
〇カケロ面(メン)
〇シーバ
〇バッケン
〇とりーと
〇ふりもん
〇バケラッタ
〇かわいこちゃん
こんなに素敵な名前を本当にありがとうございました。
加計呂麻島・芝集落で行われている伝統行事「バッケバッケ」
そこに登場するのが仮面をかぶった子供たち。
古くからのしきたりを伝えていく思いに溢れた芝集落。
瀬戸内町には、「諸鈍シバヤ」や「油井の豊年踊り」など素晴らしい伝統芸能が数多くありますが、
芝の人たちが、子どものころの懐かしい思い出とともにヤシの仮面や松明を復活させた、
「バッケバッケ」への思いが、文化遺産の価値を再発見し発信していくという、
当委員会の思いともつながると思い、ホームページのキャラクターに選ばせて頂きました。
この「シーバッケ」ですが、
もしかしたら、「バ~ッケ、バッケ♪」とかわいらしい歌声を響かせ、
あなたの家にもやってくるかもしれません・・・
というのも、「シーバッケ」ステッカーを
ブログ、ホームページをご覧の皆様へ、命名記念にプレゼントしたいと思います。
われこそは、「せとうちなんでも探検隊」広報隊員だ!
と自負するそこのあなた。
車や身の回りのものにステッカーを貼って、「せとうちなんでも探検隊」を広報してみませんか?
先着20名様に、「シーバッケ」ステッカーをプレゼントしたいと思います。
応募方法は、メールにてお願いいたします。
住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、せとうちなんでも探検隊の感想をご記入の上、
メールアドレス s.bunkaisan@gmail.com にご応募ください。
(個人情報は、今後のS.B.I講座等の連絡以外では使用いたしません)
多くの方のご応募お待ちしております。
今後もホームページ「せとうちなんでも探検隊」&「シーバッケ」をよろしくお願いいたします。
おしらせ
2014.6.19
S.B.I 隊長鼎
2014年06月12日
「第3回 ひぎゃわらべ島唄大会」が開催されました
平成26年6月8日(日) 瀬戸内町中央公民館で
「第3回 ひぎゃわらべ 島唄大会」 が開催されました。
(瀬戸内ケーブルテレビ(株)主催)
瀬戸内町の島唄といえば、ヒギャ唄!
「ヒギャ唄」は、「カサン唄」と並ぶ、奄美大島の島唄の代表です。
竹下和平さん、朝崎郁恵さん、西和美さん、中野律紀さん、元ちとせさん、
他にも多くのシマを代表する唄者がたくさんいます。
この大会は「ヒギャ唄を未来へ残そう」という目的で始まりました。
大会へ出場したのは、島唄を習っている町内の小中学生!
小学校低学年の部に5人
小学校高学年の部に3人
中学生の部に5人
の13人が出場しました。
他にもゲスト出演や未就学児によるシマ唄披露など、盛りだくさんのステージとなりました。
【小学校低学年の部】
島唄を習って間もない子供たち。
緊張しながらも、のびのびと唄っていました。
唄い終わってホッとしている子や
自分の出番を待って、緊張している子も。
【小学校高学年の部】
今回は、3人と参加者が少なかったのはちょっと残念。
来年はもっと増えるといいですね。
厳しく、そして優しく見守る審査員の皆さん。
みんなを一番にしてあげたい...ですよね。
途中、未就学児による特別ステージも!
可愛らしい唄声と仕草に、会場の雰囲気も和やかに。
お菓子をもらってご満悦です。
【中学校の部】
女の子5人による、堂々としたシマ唄を披露してくれました。
三味線を弾きながら唄う子もいました。
唄も三味線もできるなんてすごい!
最後はゲストの3人!
さすが、ヒギャ唄を次世代につなぐ若手のホープ達!
のびやかな唄声と三味線が美しい旋律を奏でます。
お客さんも聞き惚れていましたよ。
いよいよ審査結果の発表です。
講評は、審査委員長の渡哲一さん
ご自身も唄者で、十数年前から保育所などで、島唄を教えてきた第一人者。
今日、出場のほとんどの子供たちが小さいころからお世話になっています。
「回を重ねるごとに上達しています。
甲乙つけられないくらい、みなさん上手でした。
子どもたちは、色々な習い事をしていて、島唄を唄う子ども、特に男の子が減ってきています。
指導者の皆様は、島唄の時代背景や島口についても指導して頂き、
子供たちが島唄の内容がわかるように指導してほしいです。
また、子どもたちを色々な大会に出場させてあげてほしい。
今後も頑張ってください」
との講評でした。
**
そして、表彰式。
受賞した皆さんは以下の通りです。
【小学校低学年の部】
最優秀賞 牧野志勇さん「朝花節」
優 秀 賞 池田ルカさん「豊年節」
【小学校高学年の部】
最優秀賞 求 颯太さん「よいすら節」
優 秀 賞 牧野 敬さん「朝花節」
【中学年の部】
最優秀賞 三原泉里さん「曲がりょ高頂節」
優 秀 賞 大橋円香さん「曲がりょ高頂節」
受賞した皆さん、とても誇らしく、嬉しそうな顔をしています。
おめでとうございます!!!
中学生の部、最優秀賞の三原さんは前年度も最優秀賞を受賞。
「私は祖父に小さい頃から島唄を教えてもらっていて、これからも一緒に唄いたい」 との言葉。
おじいちゃんと一緒に舞台に立つって、ほんとうに素敵ですね。
おじいちゃんと孫、兄弟、友達、先輩・後輩。
様々な「人とのつながり」を持って、島唄を披露してくれた子供たち。
この大会を通して、島唄を通した人とのつながりが生まれ、
そしてたくさんの子供たちがヒギャ唄を唄い、
未来につなげていくことができれば、素晴らしいですね!
来年の大会も楽しみです。
2014.6.8 瀬戸内町 古仁屋
S.B.I 隊長鼎
2014年06月10日
ホームページメインキャラクター 名前募集は、締め切りました。
募集しておりました 「せとうちなんでも探検隊 」 の メインキャラクター
の名前募集は、平成26年6月6日(金)17:00 を持って募集を締め切らせていただきました。
厳正なる審査の上
〇瀬戸内町文化遺産活用実行委員会HP 「せとうちなんでも探検隊」
〇ブログ 「あまみヒギャジマンプロジェクト2」
〇エフエムせとうち番組 「せとうちなんでも探検隊」
にて、発表を行います。
多くの素敵な名前をありがとうございました。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会
の名前募集は、平成26年6月6日(金)17:00 を持って募集を締め切らせていただきました。
厳正なる審査の上
〇瀬戸内町文化遺産活用実行委員会HP 「せとうちなんでも探検隊」
〇ブログ 「あまみヒギャジマンプロジェクト2」
〇エフエムせとうち番組 「せとうちなんでも探検隊」
にて、発表を行います。
多くの素敵な名前をありがとうございました。
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会
2014年06月07日
ゴガツゴンチ “あくまき” “菖蒲”
旧暦の五月五日(ゴガツゴンチ)。
本土では 端午の節句の日、ですね。
瀬戸内町ではゴガツゴンチの節句に、ガヤマキ(ガヤで巻いたちまき)を作り、
紫蘇漬けのらっきょうを食べていました。
去年の記事はこちら → ゴガツゴンチの「あくまき」「ちまき」
瀬戸内町のゴガツゴンチ
ゴガツゴンチのゲートボール
現在では、紫蘇漬けらっきょうを食べるよりも、
ゴガツゴンチに「あくまき」を食べる家庭の方が多いかもしれません。
これが「あくまき」
家庭では、黒砂糖ときなこをまぶして食べるのが定番、でしょうか。

「あくまき」は主に南九州において端午の節句に作られるお菓子。
その作り方はもち米を灰汁に一晩漬け、孟宗竹の皮に包み灰汁で煮ます。
シマでは孟宗竹の皮ではなく、さらしを細長い袋状に縫い、そこにもち米を入れて「あくまき」を作りました。
(シマには孟宗竹が少ないため、さらしを代用したのかもしれませんね。)

五右衛門風呂が多かった時代。
木を燃やして風呂の湯を沸かしていました。
そして、焚口にたまる木灰は、「あくまき」作りにかかせないものでした。
現在はお店で木灰が売られているんですよ。

中には作り方を教えているお店も。
手順は簡単そうですが、やはり家庭で作るのはなかなか難しいような・・・

「あくまき」は灰汁を使って作るお菓子なので、もちろんアルカリ食品。
ミネラル豊富な健康食品なんです。
そして保存性、腹もちに優れています。
***
瀬戸内町では年間を通し、「あくまき」が主にスーパーや商店、製菓店で売られていますが、
ゴガツゴンチ前になると、いつも以上にたくさんの「あくまき」が店頭に並びます。
生活様式が変わり、自宅で「あくまき」を作ることがなくなった家庭も、
お店で「あくまき」を購入し行事食を続けているんですね。
この「あくまき」はきなこ付き。
製造元によって、色や味、食感が異なるので、食べ比べ、なんてのもおもしろいかもしれません。

そうそう!
「あくまき」は包丁で切るよりも、糸で結び切った方がきれいに切れるんですよ。
***
「あくまき」が大好きという方、いらっしゃいますか?
子供の頃、私は「あくまき」が大の苦手でした。
自家製やご近所さんからいただく「あくまき」は、色も濃く
口の中に入れると、舌がビリビリする危険な食べ物・・・といった印象。
「どうして食べないといけないの?」と思いつつ、
黒砂糖ときなこをたっぷりつけて、涙ぐみながら食べた記憶があります。
子供時代の味覚、触覚を刺激した食べ物は、大人になっても忘れられないもの。
「あくまき」を見ると、ゴガツゴンチを思い起こします。
そして、ゴガツゴンチといえば、「菖蒲」
町のお店の店先では、バケツに入った菖蒲がお出迎え。

「菖蒲」はお風呂に入れるだけでなく、
仏壇やお墓に供える “仏花” として用いる家もあるようです。


「菖蒲」には “魔除け” や “鬼除け” の意味があるようで、
仏花として供えるほかに、
家の軒先にさげたり、
床の間に飾る家もあったとか。
今でもこの習わしを続けている家庭はどのくらいあるのでしょうか?
菖蒲湯の香り漂う、ゴガツゴンチの夜。
「あくまき」を食べると共に、
いつまでも、続いていって欲しい、シマの伝統行事です。
***
〔参考文献〕
瀬戸内町誌(民俗編)
瀬戸内町・古仁屋、阿木名、清水、嘉鉄
2014.6.6
埋蔵文化財調査員 鼎さつき
本土では 端午の節句の日、ですね。
瀬戸内町ではゴガツゴンチの節句に、ガヤマキ(ガヤで巻いたちまき)を作り、
紫蘇漬けのらっきょうを食べていました。
去年の記事はこちら → ゴガツゴンチの「あくまき」「ちまき」
瀬戸内町のゴガツゴンチ
ゴガツゴンチのゲートボール
現在では、紫蘇漬けらっきょうを食べるよりも、
ゴガツゴンチに「あくまき」を食べる家庭の方が多いかもしれません。
これが「あくまき」
家庭では、黒砂糖ときなこをまぶして食べるのが定番、でしょうか。
「あくまき」は主に南九州において端午の節句に作られるお菓子。
その作り方はもち米を灰汁に一晩漬け、孟宗竹の皮に包み灰汁で煮ます。
シマでは孟宗竹の皮ではなく、さらしを細長い袋状に縫い、そこにもち米を入れて「あくまき」を作りました。
(シマには孟宗竹が少ないため、さらしを代用したのかもしれませんね。)

五右衛門風呂が多かった時代。
木を燃やして風呂の湯を沸かしていました。
そして、焚口にたまる木灰は、「あくまき」作りにかかせないものでした。
現在はお店で木灰が売られているんですよ。
中には作り方を教えているお店も。
手順は簡単そうですが、やはり家庭で作るのはなかなか難しいような・・・
「あくまき」は灰汁を使って作るお菓子なので、もちろんアルカリ食品。
ミネラル豊富な健康食品なんです。
そして保存性、腹もちに優れています。
***
瀬戸内町では年間を通し、「あくまき」が主にスーパーや商店、製菓店で売られていますが、
ゴガツゴンチ前になると、いつも以上にたくさんの「あくまき」が店頭に並びます。
生活様式が変わり、自宅で「あくまき」を作ることがなくなった家庭も、
お店で「あくまき」を購入し行事食を続けているんですね。
この「あくまき」はきなこ付き。
製造元によって、色や味、食感が異なるので、食べ比べ、なんてのもおもしろいかもしれません。
そうそう!
「あくまき」は包丁で切るよりも、糸で結び切った方がきれいに切れるんですよ。
***
「あくまき」が大好きという方、いらっしゃいますか?
子供の頃、私は「あくまき」が大の苦手でした。
自家製やご近所さんからいただく「あくまき」は、色も濃く
口の中に入れると、舌がビリビリする危険な食べ物・・・といった印象。
「どうして食べないといけないの?」と思いつつ、
黒砂糖ときなこをたっぷりつけて、涙ぐみながら食べた記憶があります。
子供時代の味覚、触覚を刺激した食べ物は、大人になっても忘れられないもの。
「あくまき」を見ると、ゴガツゴンチを思い起こします。
そして、ゴガツゴンチといえば、「菖蒲」
町のお店の店先では、バケツに入った菖蒲がお出迎え。
「菖蒲」はお風呂に入れるだけでなく、
仏壇やお墓に供える “仏花” として用いる家もあるようです。
「菖蒲」には “魔除け” や “鬼除け” の意味があるようで、
仏花として供えるほかに、
家の軒先にさげたり、
床の間に飾る家もあったとか。
今でもこの習わしを続けている家庭はどのくらいあるのでしょうか?
菖蒲湯の香り漂う、ゴガツゴンチの夜。
「あくまき」を食べると共に、
いつまでも、続いていって欲しい、シマの伝統行事です。
***
〔参考文献〕
瀬戸内町誌(民俗編)
瀬戸内町・古仁屋、阿木名、清水、嘉鉄
2014.6.6
埋蔵文化財調査員 鼎さつき
2014年06月01日
第3回 ひぎゃわらべ島唄大会!
平成26年6月8日(日)
瀬戸内町中央公民館で、
第3回 ひぎゃわらべ島唄大会
~引き継がれる ひぎゃ唄よ~未来へ~ が開催されます!

チラシ
昨年の、第2回ひぎゃわらべ島唄大会の様子はこちら
「ヒギャ唄」はカサン唄と並ぶ、奄美島唄の2大潮流。
今回で3回目となる「ひぎゃわらべ島唄大会」は、
ヒギャ唄を継いでいく子供たちを育成するため企画されたそうです。
未就学児の愛嬌たっぷり、かわいらしい唄声
小学生のちょっとハジカシャ(恥ずかしい)まじり、でも一生懸命な唄声
中学生の清々しいのびやかな唄声
高校生の唄者顔負け、貫禄すら感じられる唄声
各年代のひぎゃわらべたちの唄声を一度に聴く機会はなかなかありません。
ヒギャ唄の未来を担う子供たちの島唄!
ぜひ聴きにきてくださいね。
チケットのご購入 および お問い合わせは、
瀬戸内ケーブルテレビ㈱ 0997-72-3543 にお願いします。
2014.6 瀬戸内町 古仁屋
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内
瀬戸内町中央公民館で、
第3回 ひぎゃわらべ島唄大会
~引き継がれる ひぎゃ唄よ~未来へ~ が開催されます!

チラシ
昨年の、第2回ひぎゃわらべ島唄大会の様子はこちら
「ヒギャ唄」はカサン唄と並ぶ、奄美島唄の2大潮流。
今回で3回目となる「ひぎゃわらべ島唄大会」は、
ヒギャ唄を継いでいく子供たちを育成するため企画されたそうです。
未就学児の愛嬌たっぷり、かわいらしい唄声
小学生のちょっとハジカシャ(恥ずかしい)まじり、でも一生懸命な唄声
中学生の清々しいのびやかな唄声
高校生の唄者顔負け、貫禄すら感じられる唄声
各年代のひぎゃわらべたちの唄声を一度に聴く機会はなかなかありません。
ヒギャ唄の未来を担う子供たちの島唄!
ぜひ聴きにきてくださいね。
チケットのご購入 および お問い合わせは、
瀬戸内ケーブルテレビ㈱ 0997-72-3543 にお願いします。
2014.6 瀬戸内町 古仁屋
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内