2013年11月25日
高千穂神社秋まつり「浜下り」
11月3日(日)高千穂神社秋まつり「浜下り」が、この日の早朝から行われました。
今年4月に完成した高千穂神社から古仁屋青年団の御輿と
小学校前から合流した稚児たちが行列をつくって町中を歩きました。
早朝から、この日の街のにぎわい!雰囲気!最高でしたね。
私の子供がこの稚児行列に参加しましたので、一部ですが、ご紹介いたします。
今回、約40年ぶりに復活した稚児行列。
そんな貴重な行事に自分の子供が参加できるなんて思ってもいませんでした。
参加する稚児たちは、普段は、童子八月踊り研究会に属する子供たちです。
毎週土曜日、古仁屋小学校体育館にて八月踊りの練習をしています。
浜下り前日は、歩き方の練習を行いました。
当日は、朝早くから着付けをしていただき、お化粧もして変身です。
平安時代からやってきたような姿に。こどもたちなりきっていました!
古仁屋の街からいい感じに神社の屋根がみえます。
開始とともにのろしがあがりました。
古仁屋青年団が御輿を担いで、神社から降りてきました。
この御輿は、別名“暴れ御輿”と呼ばれていたとか。
10年ぶりの復活と40年ぶりの稚児行列復活に
この日は穏やかに登場です。
「ハレ~ェ、ヨイヤサノサァ~ノサァ~、アッサカセ~ェ、ヨイヤサノサァ~」
青年団の“オーエラエ”が心地よく町中に響きわたります。
“浜下り唄”があったらしいのですが、生で聞くことができませんでした(涙)
*動画クリック!!!
街頭にいた、むかし御輿を担いでいた青年団OBの方が、
“はしらんば!”と声をかけておられました。
思わず、“むかし、暴れたくちですか?”と尋ねると、
“ぶるる~すごかったど”と、
今にも暴れそうなご返答をいただきました。
このお祭りの復活をとても喜んでいる表情が印象的でした。
“稚児がとおるぞ~”と言わんばかりに、
前町長義永秀親氏が拍子木を打ち鳴らします。
約1キロの距離を頑張ってあるきました。
小学生以上の童子たちは、背中にお面をつけてチヂンを打ちながら歩きます。
到着は海の駅緑地公園。土俵を1周します。
後半、疲れたと漏らしていた子も頑張って歩き切りました。
男の子たちもかっこいい姿で決まっていました。
この後、神事が行われ、十五夜豊年祭が始まりました。
お祭りの締めには、八月踊りにも参加しました。
*動画クリック!!
一通り踊り終わったのですが、古仁屋青年団から、“シャンクルメ”のリクエスト。
地域で踊りや唄がちがいますが、振りの意味が分かるととても楽しくおどることができますよ。
大勢で踊ると、動きがみていてとても楽しかったです。
*******
さて、小さい頃、この稚児行列に参加していたという方とお話しをする機会がありました。
今回、息子さんも稚児行列に参加されていました。
「衣装もとってあるよ」
「写真もあるよ」
ということでしたので、
お願いしましたら、快く見せていただきました。
「ぼくの時代は、港祭りと一緒にやってたみたいだよ」
この場所は、どこなのでしょう?わかる方いらっしゃいますか?
*瀬戸内町誌によると
昭和35年に商工会との協賛で行った方がよいとの意見がでたそうで、
浜下りを『港まつり』と称して町の観光事業の一環として行うようになった。
と記載されています。
そして、キレイに保管されていた衣装をお借りしました。
こちらは、女の子用
こちらは、男の子用
裏生地がなんと紙!!
重さが全然違いました!!
当時の写真。かわいいですね。
後ろの怪獣はなんでしょう!!おもしろいですね!!
40年も前だなんて信じられないほど状態もキレイに保管されていました。
とても貴重なモノを見せていただき、感激しました。
これこそ、町のヒギャジマンですね。
ブログをご覧のみなさまも、
懐かしい!というかた、自分も歩いたのよという方、ぜひ、当時のお話をお聞かせくださいね。
********
無事にこの日を終えることができ、ほんとによく頑張った子供たち
慣れない衣装に奮闘しました。さまざまな反省点は来年へのバネに!!
子供たちの笑顔がまた来年も続いていきますように。。。。
町の賑わいを体験でき、とてもよい思い出となりました。
ありがとうございました。
参考資料
・瀬戸内町誌 民俗編
11月3日(日) 瀬戸内町古仁屋
浜くだり 古仁屋十五夜豊年祭
調査員 T.T
今年4月に完成した高千穂神社から古仁屋青年団の御輿と
小学校前から合流した稚児たちが行列をつくって町中を歩きました。
早朝から、この日の街のにぎわい!雰囲気!最高でしたね。
私の子供がこの稚児行列に参加しましたので、一部ですが、ご紹介いたします。
今回、約40年ぶりに復活した稚児行列。
そんな貴重な行事に自分の子供が参加できるなんて思ってもいませんでした。
参加する稚児たちは、普段は、童子八月踊り研究会に属する子供たちです。
毎週土曜日、古仁屋小学校体育館にて八月踊りの練習をしています。
浜下り前日は、歩き方の練習を行いました。
当日は、朝早くから着付けをしていただき、お化粧もして変身です。
平安時代からやってきたような姿に。こどもたちなりきっていました!
古仁屋の街からいい感じに神社の屋根がみえます。
開始とともにのろしがあがりました。
古仁屋青年団が御輿を担いで、神社から降りてきました。
この御輿は、別名“暴れ御輿”と呼ばれていたとか。
10年ぶりの復活と40年ぶりの稚児行列復活に
この日は穏やかに登場です。
「ハレ~ェ、ヨイヤサノサァ~ノサァ~、アッサカセ~ェ、ヨイヤサノサァ~」
青年団の“オーエラエ”が心地よく町中に響きわたります。
“浜下り唄”があったらしいのですが、生で聞くことができませんでした(涙)
*動画クリック!!!
街頭にいた、むかし御輿を担いでいた青年団OBの方が、
“はしらんば!”と声をかけておられました。
思わず、“むかし、暴れたくちですか?”と尋ねると、
“ぶるる~すごかったど”と、
今にも暴れそうなご返答をいただきました。
このお祭りの復活をとても喜んでいる表情が印象的でした。
“稚児がとおるぞ~”と言わんばかりに、
前町長義永秀親氏が拍子木を打ち鳴らします。
約1キロの距離を頑張ってあるきました。
小学生以上の童子たちは、背中にお面をつけてチヂンを打ちながら歩きます。
到着は海の駅緑地公園。土俵を1周します。
後半、疲れたと漏らしていた子も頑張って歩き切りました。
男の子たちもかっこいい姿で決まっていました。
この後、神事が行われ、十五夜豊年祭が始まりました。
お祭りの締めには、八月踊りにも参加しました。
*動画クリック!!
一通り踊り終わったのですが、古仁屋青年団から、“シャンクルメ”のリクエスト。
地域で踊りや唄がちがいますが、振りの意味が分かるととても楽しくおどることができますよ。
大勢で踊ると、動きがみていてとても楽しかったです。
*******
さて、小さい頃、この稚児行列に参加していたという方とお話しをする機会がありました。
今回、息子さんも稚児行列に参加されていました。
「衣装もとってあるよ」
「写真もあるよ」
ということでしたので、
お願いしましたら、快く見せていただきました。
「ぼくの時代は、港祭りと一緒にやってたみたいだよ」
この場所は、どこなのでしょう?わかる方いらっしゃいますか?
*瀬戸内町誌によると
昭和35年に商工会との協賛で行った方がよいとの意見がでたそうで、
浜下りを『港まつり』と称して町の観光事業の一環として行うようになった。
と記載されています。
そして、キレイに保管されていた衣装をお借りしました。
こちらは、女の子用
こちらは、男の子用
裏生地がなんと紙!!
重さが全然違いました!!
当時の写真。かわいいですね。
後ろの怪獣はなんでしょう!!おもしろいですね!!
40年も前だなんて信じられないほど状態もキレイに保管されていました。
とても貴重なモノを見せていただき、感激しました。
これこそ、町のヒギャジマンですね。
ブログをご覧のみなさまも、
懐かしい!というかた、自分も歩いたのよという方、ぜひ、当時のお話をお聞かせくださいね。
********
無事にこの日を終えることができ、ほんとによく頑張った子供たち
慣れない衣装に奮闘しました。さまざまな反省点は来年へのバネに!!
子供たちの笑顔がまた来年も続いていきますように。。。。
町の賑わいを体験でき、とてもよい思い出となりました。
ありがとうございました。
参考資料
・瀬戸内町誌 民俗編
11月3日(日) 瀬戸内町古仁屋
浜くだり 古仁屋十五夜豊年祭
調査員 T.T
瀬戸内町内の戦争遺跡を観光する皆様へ
県民大学講座 「奄美地域の先史・原史文化」
おしらせ 講座「いがいとしらない?ねこのこと!?」
おしらせ 県民大学講座・瀬戸内町で開催! 「奄美地域の先史文化」
【奄美の自然 じっくり体験会】 へ参加してきました!
海底ミステリーサークルも終盤!
県民大学講座 「奄美地域の先史・原史文化」
おしらせ 講座「いがいとしらない?ねこのこと!?」
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【奄美の自然 じっくり体験会】 へ参加してきました!
海底ミステリーサークルも終盤!
この記事へのコメント
新聞で、この記事を見たとき鳥肌がたちました。
感動しました。
神様もお喜びだったでしょうね
感動しました。
神様もお喜びだったでしょうね
Posted by ぺーちゃん at 2013年11月25日 09:21
ぺーちゃんさん
コメントありがとうございます。
このような彩りのある行事は、町に活気がでてきますね。
とてもよい機会に恵まれました。
7・5・3才ほど、“神様に近い存在”ということでお話をいただきました。
子供たちもほんとによく頑張りました。
来年がまた楽しみですね。
コメントありがとうございます。
このような彩りのある行事は、町に活気がでてきますね。
とてもよい機会に恵まれました。
7・5・3才ほど、“神様に近い存在”ということでお話をいただきました。
子供たちもほんとによく頑張りました。
来年がまた楽しみですね。
Posted by S.B.I at 2013年11月26日 09:30
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