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2015年08月20日

夏の自由研究に!

皆様、いかがお過ごしでしょうか?
8月も後半に入りました。
そろそろ夏休みの宿題や自由研究の追い込みに入っている時期ではないでしょうか?
シマのことについて,もう少し知りたい!調べたい!と思っておられる方は,
どうぞ,以下のwebサイトをご覧ください!


『せとうちなんでも探検隊』 



   ※webサイト内,各カテゴリー掲載の画像をクリックしていただくと,詳細情報を見ることができます。
   ※『せとうちなんでも探検隊』の中身は ↓ の通りとなっております。



シマの時間
ヒギャジマン・ブログの転載記事です。
シマの年中行事や,歴史,シマ独特の用語の説明などを,ご紹介しています。

 シマの生活 / シマの行事 / シマの歴史 / シマの自然




シマの紹介
各集落の歴史,集落空間など,集落情報を見ることができます。

 いろいろな地図 / 古仁屋地区 / 西方地区 / 鎮西地区 / 実久地区




シマの自然
奄美に生息する動植物をご紹介しています。

 シマの自然 / 植物 / 動物 / 昆虫 / 野鳥 / 海洋生物

※「海洋生物」のカテゴリーより ⇒ 「危険生物」
  写真をクリックしていただくと,生物の特徴やかまれた時の症状,応急処置法などを知ることができます。

※ブログ記事より ⇒ 「奄美産の貝類調査」




シマの食
シマの生活にはかかせない行事食や,食材,レシピなどをご紹介しています。

  行事に関する食 / 島の食材 / 島のレシピ / わきゃシマジマン




講座
今までに行った講座の活動記録を公開しています。



***

シマの自然や歴史,文化,郷土料理のレシピなどなど,
皆様にとって役立つ情報であると幸いです。



2015.8.20
隊長 鼎

           


2014年09月30日

埋蔵文化財分布調査 「須子茂集落」

平成26年9月17日
「第2回 島案内人育成講座」 が開催されました。
平成26 年度特定離島ふるさとおこし推進事業 「島案内人育成講座」



今回の開催地は加計呂麻島・須子茂集落。


須子茂集落は昔ながらの集落空間が残された集落のひとつ。
ノロ祭祀が行われていたアシャゲやトネヤ,集落の守り神イビガナシが訪れる人を迎えてくれます。
集落内の道は,現在ではめずらしい未舗装道。
砂を踏みしめる音を聞きながら,集落散策をのんびり楽しむことができます。
人一人通るのがやっとの道が突然現れたら,それは “カミミチ” かもしれませんよ。
 関連記事はこちら → 「須子茂集落散策 /島案内人講座」



***

今回,埋蔵文化財調査員は島案内人講座に同行し,集落内の埋蔵文化財分布調査を行いました。


まずは,島案内人講座の座学で「須子茂集落の考古学的な歴史」について学びました。

須子茂集落では集落内の道路工事に伴い,発掘調査が行われており(平成16~18年),
弥生時代~近代までの遺物がみつかっています。




座学が終わると,受講生のみなさんは遺物の表面採集にチャレンジです。

場所は集落内・グジヌシ邸宅跡地。
 ※グジヌシ・・・ノロ神事を行う神役組織の中で唯一の男性神役

みなさん,遺物を見つけようと,ずっと地面とにらめっこしていました。




遺物を見つけたら,学芸員の鼎さん(鼎隊長)に,産地や時代を教えてもらいます。





塀沿いには壺や甕が逆さまに陳列。

この壺や甕も,かつては水を溜めたり,食糧を貯蔵したり大活躍していた遺物です。



遺物を探しながら,集落内を散策すると,立派な門柱(もんちゅう)のあるお宅を発見。

両門柱の上に貝が置いてありますね。
シマでは「魔除け」としてクモガイやスイジガイなどを門柱や玄関付近に置く家があります。



この家の門柱上にはサラサバテイラ(高瀬貝),スイジガイ,クモガイが置かれていました。




この家の塀にはゴホウラが!

ゴホウラはスイショウガイ科の巻貝。
日本では奄美大島以南に生息しています。
ゴホウラは特に弥生時代において北部九州を中心に,貝輪の原材として需要のあった貝です。
種子島広田遺跡からも多くのゴホウラ製貝輪が,お墓の副葬品として出土しています。

ゴホウラは須子茂集落の発掘調査でも出土している貝ですが,中には一部加工跡のある貝も出土しました。
また,依然行った分布調査でもたくさんのゴホウラが採集されています。




***


昼食後,海岸線でも遺物拾いを行いました。

同時に,現在の海岸で採集可能な貝種調査も行いました。
ここでもゴホウラやホラガイなどを採集することができました。



午後の講座では,集落の辻(つじ)にハブ゙とシャコガイを埋める事例について説明。

「辻」とは,道が十字に交差している地点のことを指します。
須子茂集落では2カ所の辻から,シャコガイに覆われたハブ゙の骨が出土しています。


調査時に出土したシャコガイは約2kgを超える大型のもの。
貝殻・裏をハブの骨にかぶせるように埋設されていました。
(沖縄ではシャコガイのことを俗に「アジケー」と呼び, “魔除け” として門柱などに置くそうです)

シマではハブを “マジムン” と呼び,古くから恐れてきました。
集落などで発見されたハブは撲殺等を行った後,二度と集落内に出没しないようにとの祈りを込め,
魔除けの貝で覆い,辻に埋めたようです。

受講生の中には,
「昔はシマでやっていたよ」という方や,
「つい最近,同じようにして自分の集落の辻にハブを埋めた」という方もいて驚きました。

発掘調査によって証明される民俗事例があることに,みなさん興味深々で話を聞いていました。


集落の道脇,特に辻近くに大きなシャコガイが転がっていたら,
もしかするとハブを辻に埋める民俗事例の名残なのかもしれません。





最後に,
公民館前の広場に集合し,皆さんが拾った遺物を並べてみました。



土器や中国産の陶磁器(青磁,青花),本土産の陶磁器,陶器,沖縄産の陶器,貝 などなど
(中にはごくごく最近の落し物もありましたが)
今回の分布調査によって須子茂集落では古墳時代~近代の遺物を採集することができました。




【参考文献】
鼎丈太郎 2010 「調査区6.9検出 シャコガイ遺構」『須子茂集落遺跡 遺跡範囲確認調査報告書,瀬戸内
        町文化財調査報告書』第3集
鼎丈太郎 2012 「奄美大島南部におけるゴホウラ資料 ~表面採集状況及び若干の考察~」『奄美研究の
        地表を拓く,第45回琉球大学史学会大会奄美大会 大会資料』
木下尚子 1996 「辟邪の貝 ―しゃこがい考―」『比較民俗研究』第6号 筑波大学比較民俗研究会
黒住耐二 2011 「琉球先史時代人とサンゴ礁資源 ―貝類を中心に―」『先史・原史時代の琉球列島 ~ヒト
        と景観~ 考古学リーダー』第19号 六一書房
町健次郎 2010 「調査区6・調査区9出土のハブについて」『須子茂集落遺跡 遺跡範囲確認調査報告書,
        瀬戸内町文化財調査報告書』第3集
山里純一 1997 「沖縄の魔除けとまじない ―フーフダ(符札)の研究―」『南島文化叢書 18』 第一書房



2014.9.27
埋蔵文化財調査員 鼎さつき  


2014年09月19日

県民大学講座 「奄美地域の先史・原史文化」

平成26年9月6日(土)
瀬戸内町立図書館・郷土館にて,県民大学講座 「奄美地域の先史・原史文化」が開催されました!


講師は  新里貴之 先生(鹿児島大学埋蔵文化財調査センター・助教)。
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予定人数を超える聴講者に主催者側も驚きました!
皆さん,地域のことについてとても関心を持っているんですね。
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今回の講座では以下の調査事例について報告がありました。

(1) 瀬戸内町・請島と与路島の遺跡調査
(2) 徳之島・トマチン遺跡の発掘調査
(3) 沖永良部島・鳳雛洞調査



*****

まずは瀬戸内町・請島と与路島の調査について


【瀬戸内町・請島と与路島の調査報告】

【請島】
請島は周囲約25km,面積約13k㎡の島で,現在集落は2つあります。
調査は昨年の7月に行われました。

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どのような調査を行ったのか?というと,
集落内の畑地や廃屋になった屋敷地内を歩き,
土器やお茶碗のかけらなどの「昔の人々が使っていた道具など(遺物)」が
落ちていないかを確認する調査です。

これを「踏査(とうさ)」といいます。
「踏査」によって拾い集めた「遺物」を調べることによって,
その土地の歴史や人の交流を推測することができます。


請島,与路島は町教委により,既に基礎的な分布調査が行われていますが,
今回の新里先生の調査で池地,請阿室集落で1箇所ずつ,新たな遺物散布地を確認することができました。




「池地集落で採集した遺物について」
池地集落では,6箇所の遺物散布地で遺物を採集しました。
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 中世:カムィヤキ系,竜泉窯(りゅうせんよう)系青磁,漳洲窯(しょうしゅうよう)系青花,
 近世:薩摩焼苗代川(なえしろがわ)系陶器,薩摩磁器,肥前系陶磁器,波佐見焼,関西系?,清朝磁器? 

採集した遺物は,いつ・どこで作られたものなのか研究者によって分析が行われます。

分析結果より,
池地集落で採集した遺物は「中世・近世」段階のものであることが分かりました。




「請阿室集落で採集した遺物について」
請阿室集落では,6箇所の遺物散布地で遺物を採集しました。
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 先史時代:スセン當式土器(すせんとうしきどき)
 中世:カムィヤキ系
 近世:肥前系,肥前内野山系,沖縄産陶器,薩摩焼苗代川系

分析結果より,
請阿室集落で採集した遺物は「先史時代・中世・近世」段階のものであることが分かりました。


今回の調査によって,
請島では,少なくとも先史時代から人々が生活していたことがわかりました。
採集した遺物は,
徳之島産のカムィヤキや中国産の青磁,青花,鹿児島県,長崎県,佐賀県,沖縄県産の磁器や陶器 等々,
シマから遠く離れた地域で作られた焼物が多くありました。

これらの遺物を誰が,いつどのように請島にもたらしたのか・・・
とても気になりますよね。


**


新里先生と鼎隊長は請島・池地集落で発掘調査も行いました。
その時の様子はこちら → 請島


池地集落の西には良好な砂丘があります。
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シマの方からの “人骨(頭)が以前出土した” との聞き取り調査成果を基に,試掘を行いました。
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ですが,今回の調査では、お墓らしいものは発見できなかったようです・・・残念!

新里先生によると,立地的には池地集落・砂丘には先史時代の墓地がある可能性が高いとのこと。
いつか再調査が行われ,色々な遺跡が見つかると良いですね。




【与路島】
与路島は,周囲約18km,面積約9k㎡の島で,集落は1つです。
調査は請島と同じく,7月に行われました。


「与路集落で採集した遺物について」
与路集落では,9箇所の遺物散布地で遺物を採集しました。
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 先史時代:スセン當式土器,兼久式土器(かねくしきどき)、
 中世:カムィヤキ系,竜泉窯系青磁,中国陶器,閩清窯(びんせいよう)系白磁
 近世:肥前(広東碗),肥前系,肥前内野山系,薩摩焼苗代川系陶器,薩摩磁器,波佐見焼(はさみやき)
     沖縄産陶器,型紙摺陶磁器
 その他:敲磨石,土錘(どすい),羽口(はぐち)?

分析結果より,
与路集落で採集した遺物は「先史時代・中世・近世・近代」段階のものであることが分かりました。




その他,与路島では与路小・中学校に保管されている遺物の紹介もありました。
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沖縄で焼かれた「壺屋焼(つぼややき)」の壺・甕・厨子甕(ずしがめ)や中国産の青磁 等々・・・
残りが良好な資料がたくさんあります。



「請島と与路島の遺跡調査のまとめ」
(1)請島・与路島ともに先史時代から遺跡が存在する
  a.縄文時代(貝塚時代前期)に対応する時期はいまのところ不明
  b.弥生時代~古墳時代(貝塚時代後1期)から古代(後2期)の遺物を確認することができた

(2)請島の砂丘には先史時代の墓が残されている可能性がある

(3)請島・与路島ともに良好な先史時代遺跡が残されている可能性がある


と,新里先生は説明されていました。
瀬戸内町でも先史時代の遺跡(お墓)が発見されるかもしれませんね!
とても楽しみです。




*****

他にも,徳之島の伊仙町で調査された 「トマチン遺跡」 の報告がありました。


【徳之島・トマチン遺跡の発掘調査報告】
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「トマチン遺跡」は,南西諸島の縄文時代晩期末から弥生時代前期(貝塚時代前5期末)にかけての遺跡です。
この遺跡からは「箱式石棺墓(はこしきせっかんぼ)」と言う,お棺を石で組み合わせてつくるお墓が出ています。




この形の墓は,北部九州や山陰地方に多い墓制。
ということは,
見つかった人骨は徳之島の人ではないのでは・・・?と思った方もいるのではないでしょうか?
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ですが,埋葬されている人骨を調べてみると,南の人の特徴を持つ骨であるとのことでした。




もっと,面白いのは,同じ石棺を三層に重ねて,最低でも5回埋葬に使っているということ。
このような墓は,日本全国でも類例がないのだそうです。
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骨の分析結果から,遺伝性の病気を持っていることもわかりました。
つまり,埋葬された人骨には親族関係が認められる可能性があるということです。
どういった人々が葬られたのか。興味深いですね。




また,人骨と一緒に副葬品(ふくそうひん)も多数発見されています。
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新潟県の糸魚川で採ることができる翡翠(ヒスイ)も出土しており,
当時の人々が広く交流し,多様な文化を持っていたことが分かります。






*****

最後に,沖永良部の洞窟遺跡 「鳳雛洞遺跡」 の報告もありました。


【沖永良部島・鳳雛洞調査報告】
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沖永良部島は,日本でも有数の洞窟の多い島。
そんな洞窟を利用した「鳳雛洞遺跡」を,新里先生が2011-2012年に調査されました。


沖永良部島は「ハブのいない島」
とはいえ,藪の中を進み、洞窟に入る先生たちの姿(画像)はまるで探検家!
奄美大島の聴講生はとても驚いていました。



「鳳雛洞遺跡」は,全長2,176m+αの洞窟を利用した遺跡です。
全く光の届かない漆黒の闇で発見したのは,土器や人骨,牛の骨等です。
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土器の周りには,火を焚いた炉の跡や,炭化したオオムギが見つかっています。
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琉球列島では8~12世紀頃にイネやコムギ,オオムギ,アワ,キビなどの栽培植物が出土しています。
しかし,鳳雛洞遺跡のように,栽培植物が1種類のみ出土する例はほとんどないそうです。


また,鳳雛洞遺跡で見つかった土器は「グスク系土器」といい,
この土器や炭化したオオムギ,人骨などの分析結果から,
鳳雛洞遺跡は11~13世紀頃の遺跡とみられています。
この他にも,徳之島産のカムィヤキの中・小型の壺も見つかっています。


鳳雛洞遺跡は日光が届かない洞穴奥部にあり,人間が生活するために必要な水も少ない場所。
また,居住に必要な平坦面が少なく,炉跡も小規模のテラスやスロープに点在していますが,
日常的に人間が住んでいたとはとても思えません。
そして,遺物が少なく器の種類が少ない点,牛の部分骨が点在しオオムギのみが出土することから,

この遺跡は「農耕に関わる祭祀遺跡」の可能性があるということでした。
こちらも,興味深い遺跡ですね。




***

今回の講座で説明していただいた遺跡の年代を並べてみました。

左から,           「瀬戸内町・請島、与路島」  「徳之島・トマチン遺跡」  「沖永良部島・鳳雛洞遺跡」
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考古学では遺跡から発見される遺物を分析することで,「いつの時代のものか=いつの時代の遺跡か」という結果を導いていきます。
分析対象の遺物は土や木,貝,動物の骨や人骨,土器や陶器,陶磁器,金属であったりと,様々です。
これらの「モノ」から得られる情報を慎重に導き出し,
総合的に遺跡の年代や性格を決めていきます。



請島・与路島には現在,縄文時代後期(貝塚時代前4期)などの古い時代の遺物は出土していませんが,

周辺島嶼部(とうしょぶ)では   奄美大島:下山田Ⅱ遺跡 嘉徳遺跡
                     喜界島:総合グラウンド
                     徳之島:下原遺跡

など,縄文後期(貝塚前4期)の遺跡があるそうです。


新里先生がお話していましたが,
「奄美地域は,戦災や大規模な観光開発を免れており,遺跡が今なお数多く眠っている可能性が高い」
とのこと。

今後,素晴らしい遺跡が瀬戸内町でも発見されるかもしれません!
楽しみです。




講座後,新里先生に質問する若者も。
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教科書では,語られることの少ないシマの歴史。
文字資料の無い時代のシマを推測することのできる「遺物」や「遺跡」は,今も私たちの足元に眠っています。

それらの「遺跡」が調査されることで,明らかにされるシマの歴史は,シマの魅力のひとつでもあります。
これからを担う若いシマッチュだけでなく,ミドル&オールド・シマッチュにも
どんどんシマの歴史を知ってほしい!、そして魅力を発信してほしい!と思った一日でした。

新里先生,貴重なお話しをしていただき,ありがとうございました。
また,瀬戸内町にいらしてくださいね!



〈参考文献〉
鼎丈太郎 2005 『瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書』 瀬戸内町教育委員会
新里貴之 2013 『徳之島トマチン遺跡の研究』 鹿児島大学
新里貴之 2014 『沖永良部島鳳雛洞・大山水鏡洞の研究』 鹿児島大学
新里貴之 2015(予定) 「Archaeological survey in Uke and Yoro Islands」 
                『The Islands of Kagoshima』 Kagoshima University



2014.09.06
古仁屋
埋蔵文化財調査員 鼎さつき
  


2014年09月17日

おしらせ 講座「いがいとしらない?ねこのこと!?」

平成26年9月20日(土)に

講座 『いがいとしらない?ねこのこと!?』 を開催します!


講師は  伊藤圭子 先生(奄美動物病院・獣医師)です。

伊藤先生は獣医師として、野生生物の保護(傷病動物の保護)にも力を入れています。
動物病院に運ばれてくる野生生物の中には、猫に襲われてケガをした動物も少なくありません。
そこで、世界自然遺産せとうち推進室では、ノネコ対策の一環として、今回の講座を企画いたしました。


日 時 : 平成26年9月20日(土) 17:00~19:00

場 所 : 瀬戸内町立図書館・郷土館 2F 視聴覚室



詳しくは ポスターをご覧ください。




猫って一体どういう生き物なんだろう?
猫の一生や性格、どんな食べ物が好きで、どんな食べ物を食べさせてはいけないのか・・・などなど。
身近にいるけれど、以外と知らない猫のこと。

猫が大好き!という人も、猫のせいで困っている!という人も、
猫の生態を知ることで、
人と猫とがより良い関係を結ぶためのヒントがみつかるかもしれません。

たくさんの猫の画像や動画をもとに、楽しく猫について知る機会となっております。
みなさん、お誘いあわせの上、ご来場くださいね。



おしらせ
2014.9.17  


2014年09月01日

おしらせ 県民大学講座・瀬戸内町で開催! 「奄美地域の先史文化」

平成26年9月6日(土)に

県民大学講座が瀬戸内町で開催されます!


講座名
     『奄美地域の先史文化』


講師は  新里貴之 先生(鹿児島大学埋蔵文化財調査センター・助教)です。

新里先生は南西諸島を飛び回り、研究をされている考古学者!
瀬戸内町の請島・与路島の調査も実施されております。
考古学の研究成果から見えてくる奄美群島の歴史は、魅力的な面白さを持っていますよ。
みなさん、お誘いあわせの上、ご来場くださいね。



日 時 : 平成26年9月6日(土) 13:50~15:45

場 所 : 瀬戸内町立図書館・郷土館 2F 視聴覚室



詳しくは ポスターをご覧ください。





  


Posted by S.B.I at 09:04Comments(0)加計呂麻島与路島請島講座

2014年08月28日

【奄美の自然 じっくり体験会】 へ参加してきました!

平成26年8月20日(水) 瀬戸内町・高知山(こうちやま)にて、
「奄美の自然 じっくり体験会」 が開催されました。
(主催:「奄美大島生物多様性地域戦略策定運用協議会」)


当初、油井岳展望台周辺での自然探検を計画していましたが、
散策予定路が工事中とのことで、急きょ、高知山展望所・遊歩道へと探索地を変更しました。

高知山は瀬戸内町を一望できる展望所。
古仁屋から阿木名集落を結ぶ旧道・地蔵峠へ車を走らせ、高知山展望所へと向かいます。





まずは、集合場所の油井岳・駐車場で講師紹介と体験会・内容について説明が行われました。


今回の講師は

江崎先生(鳥類) 一般財団法人鹿児島県環境技術協会
岡田先生(爬虫類) 同上
服部先生(奄美の生物全般) 東京大学医科学研究所准教授
前田先生(昆虫、植物) 芳華園・樹木医
横田先生(植物) 琉球大学教授

なんとも、豪華な講師陣です。



この後、高知山展望所入口へ移動。
さぁ、高知山の自然を満喫してきますよ。








琉球大学横田先生によると、奄美の森にはシイ、スダジイ、アマミアラカシなど、ブナ科の植物が多いそうです。

ブナ科の植物は、どんぐりで増えて行きます。
そのため、 “陸続き” でないと見られない植物なのです。
大陸や日本本土にもブナ科植物が多数あることから、奄美群島もむか~しむかしは、
大陸の一部であったことがわかります。




ヒメユズリハ(ユズリハ科)

“ユズリハ” よりも葉が小さいのが特徴。


日本列島にはおよそ7,000種類の植物が自生しているそうです。
そのうち、奄美群島に自生する植物は約1,700種類にのぼります!
奄美群島は、日本列島の0.3%ほどの面積しかありませんが、
全植物種の1/3が自生しているということになりますね。
すごい!!!






奄美群島は世界的にも珍しい “亜熱帯性多雨林" を持つ地域。
また、奄美大島や徳之島の山頂部には “雲霧林(うんむりん)” 的な森林が広がっているそうです。
“雲霧林” は熱帯や亜熱帯地域の山地で、霧が多く湿度が高い限られた場所に発達する林。
ここ、高地山(標高415m)も、雲霧林の条件がそろっており、
雲霧林で良く育つ、着生植物(ちゃくせい植物)やシダ類が多く見られるそうですよ。




ショウベンノキ(ミツバウツギ科)

切り口から樹液がたくさん出ることから、この名前が付いたのだとか。




タシロルリミノキ(アカネ科)

タシロルリミノキの実は青色。

同じアカネ科のボチョウジ(アカネ科)は赤い実を付けます。
他にも赤い実を付けるアオノクマタケラン(ショウガ科)も見られました。




ヒメアリドオシ(アカネ科)

この植物は要注意!
アリも通すくらいのするどい棘(とげ)を持っていますよ。

高知山にはアカネ科の植物が多いようですが、これも南西諸島特有の植生のひとつらしいです。





ノシラン(ユリ科)

ノシランはユリ科の植物ですが、葉の形状がラン科の植物に似ているため、
“ノシラン” とつけられたそうです。




イタジイの幹に蜂の巣!?



と思ったら、虫瘤(むしこぶ)なんだそう。驚きました!

沖縄では白アリがこのような巣を作ったりするそうです。



こちらは、ホングウシダの仲間。

それぞれ微妙に違った葉の形をしていますね。
ここでは、 マルバホングウシダ
       サンカクホングウシダ
       シンエダウチホングウシダ   の三種を確認しました。




ツルラン(ラン科) 絶滅危惧Ⅱ類

別名 “夏エビネ” とも呼ばれ、花の姿がツルをイメージさせることから名づけられたそうです。




みんなが一斉に集まって、写真撮影を始めました。
「なんだろう?」と、覗き込んでみると・・・




なんと、リュウキュウイノシシが地面を掘った跡だとか!

リュウキュウイノシシは植物の根っこやシイの実、昆虫などを好んで食べます。
これは、イノシシの食事跡というわけです。
この跡にはイノシシに寄生していたダニなどが落ちている場合があるそうなので、
うっかり足を踏み入れて、ダニをお持ち帰りしないようにしてくださいね。





植物・動物観察をしながら、どんどん進みます。
木々の間を流れる風にのって、クロイワニイニイゼミアブラゼミなどの鳴き声も響いていました。




ザトウムシ

一見、蜘蛛を連想する風貌ですが、蜘蛛とは別グループの節足動物なんだそうです。




トクサラン(ラン科) 絶滅危惧

お正月前後に淡い黄緑色の花を咲かせるそうです。
是非、見に行きたいですね。




空が見えてきました。
もうすぐ展望所です!





みなさん、自然と笑顔があふれていました。



笑顔の訳はこの眺望!
大島海峡を東から西まで、加計呂麻島を全部見渡すことができるのです。
この日は遠く徳之島まで見ることができました!





子供たちは、いつの間にか展望台に登っていました。

空近くから眺める大島海峡に、歓声があがっていました。


***


眼窩に見える大島海峡と島々を楽しんだ後は、また散策へ。

高知山の植物は約40年前に伐採されているそうです。
人の手の入り方によっては、森林の植生に優勢種と劣勢種が生まれてしまうそう。
自然の状態であれば、太い木、細い木、高い木、低い木、草類、コケ類 などなど、
多種多様な植物が存在します。

横田先生は、高知山の植物を概観し、「ほぼ自然林に近い、“自然度の高い森” 」と話していました。
これは、一度人の手が入ると、自然に近い植生に戻るまでに、約40年もの長い時間がかかるということでもあります。
う~ん。考えさせられる一言でした。



ヒカゲヘゴ(ヘゴ科)

ヒカゲヘゴは約1億年前から生息しているヘゴ科のシダ植物。
画像左下、幹の模様のような楕円は葉が落ちた跡です。
楕円の中に逆八の字が隠れていますね。
(小笠原固有種のヘゴ科植物には、この形から「マルハチ」と呼ばれているそうです)
画像右下、ヘゴの幹には 「シラタマカズラ」 (アカネ科) が巻きついていました。 


熱帯・亜熱帯地域では落葉が微生物によってすぐに分解されるそうです。
そのため、土の層が浅く、植物は地中深く根を張ることができません。
また、外部の影響(風や雨)を受けやすいので、
植物は横に横に根を張っていき、根っこが板根(ばんこん)化するのです。
瀬戸内町ではサキシマスオウノキ(アオイ科)が有名なのですが、
ヒカゲヘゴも生息地によっては根っこが板根化するそうです。




ヘクソカズラ(アカネ科)

茎や葉を採ってくしゃくしゃっと揉んでその香りをかいでみると、名前の由来に納得(笑)
果実は薬用として用いられるようです。




ヘツカリンドウ(リンドウ科)。   ※この写真は別の場所で撮影した画像です

                                                  【前田芳之氏・提供画像】
発見地・辺塚(へつか)から名前がつけられたそうです。
あの苦~い “センブリ” の仲間でもあります。
(自生していたのですが、特徴を表す良い画像が無かったので、別撮影地ですが画像を掲載させていただきました。)


花は4弁、5弁と様々。

                                                  【前田芳之氏・提供画像】
ヘツカリンドウは生息地によって花弁(はなびら)の数や色が異なるようなので、
あちこち探して違いを比べてみる楽しみもありますね。




サクラツツジ(ツツジ科)



サクラツツジは2月頃に花を咲かせます。
                                                  【前田芳之氏・提供画像】

ウェブサイト 「せとうちなんでも探検隊」でも紹介中です。 → サクラツツジ




ヒメムカデクラマゴケ(イワヒバ科)

西表島~トカラ列島まで分布。
温かい山地の道路沿い、崖上に這うように自生する固有種です。




チャボイナモリ(アカネ科)

知らなければ通り過ぎてしまうほどの、小さな花。
ですが、チャボイナモリは抗がん物質である “カンプトテシン” を生産する植物として、注目されています。





駐車場に戻って、最後に皆さんと確認した植物は・・・




アメリカハマグルマ(キク科)

かわいい花ですが、環境省により「要注意外来生物」に指定されています。

南西諸島には主に1970年代に緑化用として導入されました。
耐陰・耐陽性に優れ、湿潤な場所でも生息可能。
繁殖力が強いため、道路脇や法面(のりめん)の雑草対策として植えられました。
しかし、現在では固有種を脅かす「侵略的外来種」となっています。


横田先生はアメリカハマグルマの説明中で、
自然環境を一番脅かしているのは「人間である」と話されていました。

他の外来生物についても同じですが、
これ以上、奄美の自然を脅かす生物を「持ち込まない、増やさない」ための活動が今、性急に求められています。
また、理由あって「持ち込んだ」場合、最後まで管理することが必要です。
そして、多種多様な生物を守るため、「盗掘」を許さない・・・

今ある自然環境を守ることができるのは、私たち人間以外には存在しません。
身近な自然を知ることが、自然を守る初めの1歩になるのではないでしょうか。
奄美群島の豊かな自然を守り、そして活かす持続可能な一番良い方法を
みんなで考え、実行していけたら良いなぁと、心からそう思います。




最後にワークシートをまとめて、解散となりました。

参加された皆さん、お疲れさまでした。



今回、高知山で観察した植物(の一部)です。




※体験会撮影画像と種の同定、画像提供にご協力いただいた、芳華園・前田様、ありがとうございました!


【参考資料 等】

『奄美の絶滅危惧植物』
『琉球弧野山の花』

一般財団法人 鹿児島県環境技術協会
NPO法人 野生生物調査協会HP
独立行政法人 国立環境研究所HP
環境省HP






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【おしらせ】

平成26年8月29日(金)に

『自然と奄美の未来について語る会』 を開催いたします。

時 間 18:30~20:30
場 所 瀬戸内町立図書館・郷土館 2F 視聴覚室

詳しくは ポスターをご覧くださいね。



親子での参加、大歓迎です!
興味のある方、ふるってご参加くださいね。



*****

2014.8.25
瀬戸内町立図書館・郷土館
埋蔵文化財調査員 鼎さつき

  


Posted by S.B.I at 08:00Comments(0)自然講座

2014年08月08日

ヤコウガイを磨いて小物をつくろう

平成26年8月6日(水)
瀬戸内町立図書館・郷土館では

「夏休みこども塾」

ヤコウガイを磨いて小物をつくろうを開催しました。





今回の講師は
瀬戸内町立図書館・郷土館 埋蔵文化財担当学芸員の  鼎(かなえ) 丈太郎さん
瀬戸内町でヤコウガイ細工をされているSeamam(シーマム)代表の 正(ただし)洋人さん
約20名の子供から保護者の方にご参加いただきました。



これまでのヤコウガイ細工講座の関連記事はこちら
→ 奄美の歴史を感じて ~夜光貝細工体験~
   ヤコウガイ細工体験
  




まずは、学芸員の鼎さんから、
「奄美の歴史とヤコウガイの関わり」 についてのお話がありました。


奄美大島では、1400年前の遺跡からヤコウガイの貝殻が大量に出土しています。
出土したヤコウガイを調べてみると、“貝さじ” と呼ばれる器を製作していた跡であることがわかってきました。

当時の都では、ヤコウガイが大変珍重され、貴族の間では贈り物としても使われていたそうです。
貴族がお酒を飲む時に「ヤクガイ」と呼ばれるものを使ったり、
儀式の時に「貝杯」というものを使ったという史料が残っているため、
「貝杯」と遺物の「貝さじ」が同じものではないか?とも考えられています。

また、ヤコウガイは美しい光沢の真珠層を持つため、“螺鈿細工” の材料にもなっています。
正倉院宝物(8世紀)や中尊寺金色堂(12世紀)堂内の装飾などにもヤコウガイが使用されています。
屋久島より北では手に入れることができない貝なので、
日本本土へは奄美大島付近の海から運び込まれた可能性が高く、
奄美大島で発見されたヤコウガイを出土する遺跡と関連があるのでは?とも言われています。
当時、夜光貝は貴重な交易品であったということですね。





『大量に発見されたヤコウガイ、何に使われていたと思う?』との鼎さんの質問に…

『土器?』と中学生の女の子が答えてくれました。

『土器も正解!』
貝を丸ごと焼いたような痕が残るヤコウガイも遺跡から発見されています。

答えは一つでは無いようです。


* * * * * * *

発掘されたものから、昔の暮らしを考えてゆくことは、歴史を知る楽しみのひとつ。

子供たちに想像してもらい、
自分たちの住んでいる奄美の歴史に、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいですね。

* * * * * * *





続いて正(ただし)さんによるヤコウガイ細工。
きれいに仕上げる磨き方を伝授していただきました。

正さんは、21歳の時に奄美大島にやってきて、約15年間 “漁師” として生活されています。
夜光貝細工は、5年前から製作に取り組んでおり、
自らが採った夜光貝を瀬戸内町のお土産品となるよう独自で商品開発をされています。
発想豊かな作品と仕上がりへのこだわりがとても素晴らしいんですよ。



奄美を代表する真珠層を持つ貝
ヤコウガイの他にも、サラサバテイラやチョウセンサザエなども真珠層を持っているんですよ。





1400年前から人々を魅了してきたヤコウガイの美しさを目の前に、子供たちも大人も釘づけです!



さぁ、いよいよヤコウガイ磨きに入ります!
たくさんのパーツを準備してくださいました。

“選ぶ楽しさ”




たいへんだけど、“磨く楽しさ”




“作る楽しさ”



子供たちに“気づくこと”が、ものづくりには必要ということで、
細かいキズを一緒に見つけながら、励ましながら磨いていきました。




* *

ヤコウガイのパーツを磨き終えると、
最後は先生の作品を参考に、キーホルダーやネックレス、髪飾りにするか自分で決めていきます。
自分のパーツにはどんな色の紐やビーズが合うのか・・・みんな真剣に選んでいました。

紐やビーズのカラーも豊富にあり、

“子供たちの個性” を見ることもできましたよ。



ヤコウガイを磨くのにかかった時間は、なんと2時間!
でも子供たちは最後まで集中して磨いていましたよ!

美しい宝物がまたひとつ、増えましたね!



昔から利用されてきたものが、現在にも存在し、こうした形で身近に活用されている。

奄美の自然ってほんとうに素晴らしいですね。



* *


講座の冒頭で、

『夜光貝を見たことある人?』の質問に、

夜光貝を知らない、という子供たちがほとんどでした。

とても驚いてしまいました。



生まれ育つ島のこと。

わたしたち大人ができることは、子供たちに島を知る “機会” をつくることしかできません。

今回の講座で、少しでも島のことを“ 新発見” できた子供たちがいたならば、とても嬉しいです。

ご参加くださったみなさん、保護者のみなさん、講師のみなさん、ありがとうございました。



* *

みなさん、夏休みの自由研究はもう決まりましたか?
今回の「夏休みこども塾」講座が、すこしでも自由研究のヒントになれたなら、嬉しいですね。

瀬戸内町立図書館・郷土館では、8/13(水)8/27(水)にも子ども塾を開催予定です。
他の講座も是非、ご参加くださいね。
まだまだ、受付OK!です。

夏休みの工作など、困っていたら、瀬戸内町立図書館・郷土館に行ってみよう!!

こども塾の内容は、↓↓こちら↓↓をご覧ください。
瀬戸内町立図書館ホームページ


*********


2014.8.6
瀬戸内町立図書館・郷土館
埋蔵文化財調査員 正智子  


Posted by S.B.I at 17:32Comments(0)自然講座

2014年08月05日

おしらせ 「奄美の自然 じっくり体験会」

平成26年8月20日
瀬戸内町油井岳展望台にて、自然体験会を行います!


日 時 : 平成26年8月20日(水) 集合14:00 解散予定16:30

集 合 : 瀬戸内町 油井岳展望台 駐車場

内 容 : 油井岳付近の自然探検
      (歩きながら昆虫、植物、鳥、哺乳類、両生類、は虫類等の観察を行います。)

参加費 : 無料

定 員 : 20名(締切8月15日、ただし定員になり次第締め切ります)

持ち物 : カメラ/双眼鏡/虫眼鏡(お持ちの方)、タオル、帽子、水筒、ノート、筆記用具、下敷き

案内人 : 山田文雄先生(クロウサギ博士)、福田晴夫先生(昆虫博士)、横田昌嗣先生(植物博士)、他

申 込 : 瀬戸内町役場 企画課 0997-72-1112  担当:泉(いずみ)
       (参加者のお名前、年齢、ご住所、自宅電話・携帯番号をお知らせください)


奄美の動植物について興味を持っているみなさん!
クロウサギ博士や昆虫博士、植物博士とともに、油井岳周辺を散策してみませんか?

当日撮影した写真データは提供していただけるそうなので、
自由研究の資料作成等に利用できますよ!









  


Posted by S.B.I at 15:03Comments(0)自然おしらせ講座

2014年03月30日

諸鈍探鳥会

3月16日(日)は、加計呂麻島の諸鈍集落で「探鳥会」が行われました。

講師は3/15(土)に引き続き、「清正 斉先生」(奄美野鳥の会)です。

***

古仁屋の海の駅に集合して、まずはフェリーのチケットを各自購入します。
(子ども用は往復チケットがないので、帰りのチケットは生間(イケンマ)港で購入します。)
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大島海峡を行き来する、「フェリーかけろま」へ乗船します。
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20分ほどで生間港に到着。
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待合所で集合し、今日の日程について軽く説明。
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トイレをすませて、諸鈍集落に向けて出発!
生間集落から諸鈍集落へは、約30分のみちのり。
みんなで、野鳥だけではなく、植物観測もしつつ歩いていきます。
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さっそく、「オキナワチドリ」を発見しました!
「オキナワチドリ」はラン科の植物で、九州南部から沖縄まで自生する日本固有種です。
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ゆっくり歩いていると、ヒカンザクラの木にサクランボが…
まだ青い実が多いですが、赤く色付く頃には野鳥のごちそうになります。
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どんどん歩いて行くと、幻想的なヒカゲヘゴの群生が現れました!
亜熱帯の奄美ならではの風景ですね。
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早速、「ヒーヒヨヒヨヒヨ」と鳴き声が…「アカヒゲ」です。
姿は見えないけれど、きれいな鳴き声です。
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諸鈍長浜公園に到着です。
ここで加計呂麻島からの参加メンバーと合流し、諸鈍探鳥会の始まりです。





公園内には「寅さん」の記念碑があります。
諸鈍集落は「男はつらいよ」シリーズ最終話のロケ地となった場所なんです。





清正先生から、諸鈍集落での探鳥会のルートやマナーについての説明が行われました。



諸鈍集落には広い水田地帯が広がっており、加計呂麻島有数の探鳥ポイント。
今回は先生がお持ちの望遠鏡で野鳥の確認もさせていただけるということで、
どんな野鳥が観察できるのか期待が高まります。




公園から移動し、集落内の空き地をのぞくと・・・
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いました!「タヒバリ」です。
「タヒバリ」は奄美では「冬鳥」として渡来し、農耕地や草地で観察できる野鳥です。
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みんなでのぞきます!
望遠鏡や双眼鏡を使うと野鳥の姿がくっきり、はっきり観察できます。
普段なかなか確認できない野鳥の嘴や羽の様子や色などを見ることができ、子供たちも嬉しそう!
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水田地帯に歩みを進めていると・・・
「ミャーミャー」という鳴き声が集落の山から聞こえてきました。
鳴き声の主は奄美を代表する野鳥のひとつ、「ルリカケス(留鳥)」!
「ギャーギャー」という鳴き声を聞くことが多いので、これにはみんなビックリでした。
「ギャーギャー」の鳴き声は、警戒した時に仲間に知らせる「警戒声」なのだそうですよ。
「ミャーミャー」は何を知らせる声だったのでしょうか?気になる・・・



諸鈍集落を抜け、いよいよ水田地帯へ。
野鳥の声や姿を探しながら、少しずつ進みます。



島の人は目がいいのか、鳥を見つけるのが上手。
みんなに負けじと目をこらして鳥を探していると、青いネットにとまっている鳥が…
「ハクセキレイ」にしては、色がちょっと違うなぁと思っていたら、
ラッキーな事に近くの電柱に飛んで来てくれました。


「ギンムクドリ」でした。
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「ギンムクドリ」は「冬鳥」。
農耕地や集落周辺へ渡来し、毎年観察例が増えていますが、珍しい鳥なんです。




観察したり、声を聞いた野鳥はチェックシートへ記録していきます。
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車がほとんど通らないので、こんなこともできたり・・・
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自然豊かな加計呂麻島ならでは、ですね。




この鳥は「リュウキュウツバメ」
「リュウキュウツバメ」は奄美大島以南に広く分布・繁殖する「留鳥」です。
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「ツバメ」と似ていますね?
「リュウキュウツバメ」と「ツバメ」の見分け方は尾の長さと体の色の違いなんだそうです。
「ツバメ」は「旅鳥」で、奄美では春秋の渡りの時期に確認できるそうです。




お、また何かいたようです。
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水田の畦道を進んで、近くで観察。
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望遠鏡をのぞくと、そこには「サシバ」がいました!
「サシバ」はタカ科の「冬鳥」。
奄美に冬の訪れを告げる野鳥として、知られています。
白い“眉斑(びはん)”があることから、雌鳥とのことでした。
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きりりとした横顔にちびっ子たちの目もくぎづけ!でした。
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「ピッ、ツィイー」の声の主を見ることができて良かったね。




水田地帯を歩いて行くと「ガマの穂」を発見!
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はじけると中からふわふわの綿毛のようなものが出てきます。
これを巣作りの材料とする野鳥もいるんだそうです。
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集落の中に戻り、商店でちょっと休憩。
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近くの民家・屋根では「イソヒヨドリ」の雌鳥を確認。
「イソヒヨドリ」は「留鳥」で、奄美でも一年を通して見ることができる野鳥。
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体色が褐色なので、雌鳥とのことでした。




蜜柑の木には、「スズメ」の姿も。
「スズメ」も「留鳥」。」
私たちにとって一番身近な野鳥かもしれません。
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集落の細い道を抜けると・・・
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諸鈍集落のデイゴ並木に通じています。
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3月のデイゴはこんな風。
葉っぱや花の無い状態だと、枝サンゴのようです。
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諸鈍の海岸では、「クロサギ」を見ましました。
「クロサギ」は「留鳥」。
海岸一帯で見ることができるそうです。
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最後に、デイゴ並木で、みんなで『鳥合わせ』をしました。
1人ずつ今日観察したり、声をきいたりした野鳥を発表していきます。
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(今回の探鳥会で観察できた鳥)
サシバ・イソシギ・キジバト・ズアカアオバト・カワセミ・コゲラ・リュウキュウツバメ・ハクセキレイ・タヒバリ・アカモズ・イソヒヨドリ・ウグイス・セッカ・メジロ・スズメ・ギンムクドリ・ルリカケス・ハシブトガラス・アカヒゲ・アオジ・クロサギ・シロハラ


なんと、22種類もの野鳥を観察することができました!!
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「鳥合わせ」が終わるまで、ちびっこたちは諸鈍の海岸で砂遊び。
海も浜も本当に美しい!!!
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大屯神社の神様へお礼とお別れを告げたのは、11時半過ぎでした。
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お腹がすいたであろう子ども達。
帰りもがんばって、諸鈍集落から生間集落まで歩いて帰りました。





帰りのフェリーではお弁当を食べてパワーアップ!!
039




古仁屋港に到着して、最後に渡り鳥のお話を聞きました。
ホノホシ海岸に「ヤツガシラ(旅鳥)」が来ているので、ここ何日間は見ることができるとの事。


 また、3月末から4月初めには「サンコウチョウ」が、
4月20日頃には「アカショウビン」がやって来るとのこと。
これから夏鳥がやって来るのが楽しみになりました。



***



今回の探鳥会では奄美にずっと住む鳥や、旅してやってくる鳥もいたり、と、
奄美で見ることができる野鳥を知る機会となりました。

多種多様な野鳥を観察することができるということ。
それは奄美の豊かな自然が守られている証でもあります。

これからも、奄美の豊かな自然、そしてそこにすむ野生動物を守るために
私たちはどうしたら良いのか、方法を考え、実践していけたらと思います。

清正 斉先生、2日間にわたって色々と教えていただき、ありがとうございました。




参考文献】
「奄美の野鳥図鑑」 
「鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物 植物編」




2014.3.30 
調査員 NORI


  


Posted by S.B.I at 15:59Comments(0)加計呂麻島自然講座諸鈍集落

2014年03月28日

SBI講座『子供調査 イルカ&クジラ見つけ隊』 リベンジ企画

平成26年3月23日(日)
瀬戸内町文化遺産活用実行委員会の最後の講座&調査を実施しました。


↑この写真とても面白いと思いませんか。
大海原で、なにかを探していますね。
なにかを発見した人もいますね。カメラをかまえる人、そして、微笑む人もいます。

この日は、最高に贅沢な一日を島の子供たちとともに過ごすことができました。

*****

奄美大島で今が旬のものと言えば!

『ホエールウォッチング』

この奄美大島は、12~4月にかけてのみ来遊する“ザトウクジラ”と出会うことができる海なのです。


今回の調査は、実際に行われている鯨類調査を
島の子供たちに体験してもらおうという企画。

2013年1月12日にSBI講座&子供調査 を開催しましたが、あいにくの悪天候もあり
その日はイルカとクジラを見つけることができませんでした。

今年度の当委員会の活動も終了間近ではありましたが、
この時期を逃すのはもったいない!と、
子供調査『イルカ&クジラ見つけ隊』のリベンジ企画を決行しました。 
今回は当初予定していた調査日を悪天候のため延期し、二日後に無事開催することになりました。

*****

講師は、前回もお越しいただいた
奄美海洋生物研究会の興克樹先生

2013年、奄美イルカ・クジラ協会を立ち上げ、
奄美大島周辺における鯨類調査を精力的に行われています。
本日の、調査終了後には、
SBI講座『奄美と沖縄の海より ザトウクジラ最新照合結果報告』が控えております。
一日頑張っていきましょう!!


今回も、カケロマホエールプロジェクトのみなさんに協力していただきました。
カケロマホエールプロジェクトは、
2006年に瀬戸内町のダイビングショップで働くイルカ・クジラ好きなみなさんが集まり、
冬場の観光資源のひとつに“ホエールウォッチング”を目指そう、
まずは、目撃情報を集めよう、という話から始まったもの。

実は、SBI調査員もこのプロジェクトにかかわってるメンバーの一人。
あれから8年がたちました。

*****

まずは、打ち合わせです。
今回依頼したプロジェクトのメンバーは、
この瀬戸内町の海を13~25年間、潜り続けている海の案内人、そして、イルカ・クジラ好きなみなさんです。

最新の目撃情報は、携帯メールを利用したメーリングリストで共有されます。
実は、この前日まで、瀬戸内町の海域でクジラの目撃情報が得られていませんでした。

2日前に入ってきたメール情報では、
『市崎(住用)からジャナレ(請島)探しましたが(クジラは)みつからず、声はかすかに聞こえています』

前日には、
『久瀬でもぐったけど、声は聞こえませんでした』
『古仁屋から与路島経由の東シナ海北上中、何も出ず』
『小湊~市崎クジラいません』

 ・・・

興さんから、
『た、耐えてください。。最後に出ますように』

 ・・・

そして、深夜に届いた!
『花天沖クジラ通過中。ブリーチもしている模様。音のみ、イカ釣り中の●○●より』

うれしい情報が入ってきました!

当日の朝には、興先生の説明があり、期待が高まります。
「西側にはクジラがいると思われますので、今日は、東シナ海側に向かって調査を行います」


この日は、海洋動物の調査を行っている奄美.アジアさんの協力により、3隻の船に分かれて出発!!
同じ海域を3隻で探します。
本日は、晴天なり!2日前の時化(しけ)もおさまり、絶好の調査日和。

空気も澄んでいて、今日は、遠くまでよく見えそうです。
子供たちも探す気満々!!みつけるぞ~!

出港15分!さっそく!!!加計呂麻島で!!


ミナミバンドウイルカを発見!

15~20頭の群れ。
デリキョンマ崎から芝・ふるさと海岸まで移動していました。
子供のイルカもいて、一生懸命泳いでいる姿を見ることができましたよ。
子供たちの探すチカラのすごいこと!あっちあっち!と見つけるのが早い!!

幸先のよいスタートです!!

*****

ミナミバンドウイルカは、この瀬戸内町の大島海峡で日本初記録となった種類のイルカです。
この奄美沿岸域を生息地とし、通年見ることができるイルカでもありますよ。

前回の講座では、→ 「シンポジウム 奄美のイルカ・クジラ 2012」
沖縄海洋博のため、1974年にミナミバンドウイルカがこの大島海峡で捕獲されたお話がありました。
加計呂麻島の『知之浦』で追い込み捕獲され、
大島側の『久根津』で蓄養・調教訓練が行われました。
そして、その時に沖縄に運ばれたイルカが「オキちゃん」と名付けられ、
現在でもイルカのショーで活躍しています。

*****

子供たちの声
「イルカは見たぁ~。だって見たことあるもん。イルカのショーと船(海上タクシー)で見たぁ。クジラが見たぁい」
なんて贅沢な叫びをしている子もいました。

もちろん、初めて見る子もたくさんいたので、じっくり観察しましたよ。


さてさて、いよいよ、外洋へと向かいます。

瀬戸内町には、“瀬”と呼ばれる岩場が随所に点在しています。
この日は、釣り人がたくさんこの“瀬”に乗っていました。釣り船もたくさん出ていましたよ。

「イルカやクジラが出ると魚が釣れなくなる」と言われているので、
釣り人や漁師さんにとってクジラさんの出現は喜ばしくないこと。
でも、この8年間で、釣り人や漁師さんからたくさんのクジラ目撃情報を提供していただいています。

外洋に出ると、3隻あっという間に、船が見えなくなりました。
各船“水中マイク”を投入します。

わたしたちの船は、声をひろうことができません。
他の2隻は、遠くで鳴いている声をひろっていました。

・・・

場所をかえて、無人島の“夕離れ”の南側へ
3度目でようやくかすかな声を聞くことができました。

子供たちも、よ~く聞いています。しかし、クジラの気配がない。。。。

しばらく漂っていると、徳之島の方向(南)にでうごめく黒い物体!尾びれをあげた!!
いたぁ~!!!

船首を徳之島へ向け、ゆっくり移動。。。この時点で、見た子と見てない子がいます。
見つけた子の表情が忘れられません。まばたきせず、遠くを探します。

気づけば、与路島の南西の沖合。
クジラは、潜ってしまい、なかなか姿が現れません。
ほかの船も合流し始めた頃、
船の2階で見ていた調査員の奥村さんが、
「いたいたいた!!!船のしたぁ~!」
と叫んだと思ったら、優雅に泳ぐ子クジラが船のすぐ横に!!
そして、子供たちの目の前に登場!

突然すぎて、ピントがあいませんでした。
こんなにまじかでクジラを見ることができました!!子供たちもおおはしゃぎ!大人も大はしゃぎ!!
船の下をくぐったりして、クジラさんが遊んでくれてます。
夢のような時間を過ごすことができました。


別の角度から

アクアダイブコホロさん撮影のショット
とても、とても素敵な写真です。


ザトウクジラ2頭の親子でした。3隻が合流し、親子クジラをしばらくウォッチング!


3隻の真ん中で登場するシーンもありました!



迫力満点!!たまりません!!手が震えてぶれぶれです!

***

お昼も、まわっていたので、子供たちもおなかペコペコ!!
クジラよりごはんです(笑)
船の上でお弁当タイム。美味しそうな愛情弁当。

でも、まわりにクジラがいるので落ち着きません。

2~3時間ほど親子クジラを楽しむことができました。
もう、帰る時間だけど、粘りたい気持ちも。
そして、いいタイミングでクジラの登場。なかなか帰してくれません。
なんて贅沢!!

帰港予定を少しオーバーしていましたが、そろそろ戻りましょう。
みな、満足げな表情で、古仁屋港へと向かいます。

大島海峡の湾内にはいり、油井小島付近で、先をゆく船が止まっています。
港までもう少しというところで、
まさかまさかの、ザトウクジラ!!

普段でもなかなか見ることのできない、大島海峡内でのザトウクジラの出現にもう、声が出ません。
失神寸前! 今日は、なんの日?

こんなミラクルが起きるんですね~。

本当にすばらしい一日でした。


ちょっと惜しい写真ですが・・・

8年前にダイビング仲間に声をかけ、冬場の海業界を盛り上げよう!と立ち上がったのが、ダイビングショップRIKIさん
この時から、わたしもみなさんの活躍を見てきているので、なんだか胸いっぱいでした。


********

クジラの個体識別に使われる『尾びれ写真』
与路島の南西海域で見られたザトウクジラの尾びれ


油井小島周辺にいたザトウクジラの尾びれ


模様や尾びれの形はもちろんですが、尾びれ先端のギザギザ部分を照合していくそうです。
ほんとうに大変な作業です。

*****

今回は、保護者の方にも参加を呼びかけました。

*アンケートより(大人の声)
・前回、子供が楽しんでいたから、今回参加しました。
・奄美に住んで6年くらい経つが、まだ見たことがなかったので参加しました。
・イルカもクジラも見ることができて、満足しました。
・また、いろんな講座をひらいてほしいです。

*アンケートより(子供たちの声)
・この前は、見つけることができなかったけど、こんどは見つかって、とてもうれしかったです。
・船のとなりにきてくれてとてもうれしかったです。あと、ちゃんとカメラのじゅうでんをしていきたいです。
・くじらのしっぽを見た。(ハートを描いてくれてました)
・水しおをふくくじらがすごくきれいでした。こんどはもっと大きなクジラをみたいとおもいます。
・とてもたのしかったです。

感動と興奮の中、子供たちは迷うことなく、この日の感想を書いてくれました。
島の海は、ほんっっとに素晴らしいんだよっ!!

*****

講座の時間になんとか間に合い、
17時からSBI講座 『奄美と沖縄の海より ザトウクジラ最新照合結果報告』 が始まりました。

前夜、情報をいただいた方にもご家族でご参加していただきました!!
うれしいですね!!

まだシーズンは終わっていませんが、
今年の調査状況を、写真や映像とともに紹介してくださいました。

2014年1月28日『セミクジラ』が大和村宮古崎にて発見されています。
奄美大島では、過去5例目の発見だそうです。
調査時のエピソードもまた、面白かったです。

さらに、沖縄との『尾びれ照合結果報告』も紹介。
沖縄県では、個体識別されているクジラは、1000頭を超えています。
奄美大島では、2006年から2013年までに40頭を識別。
40頭のうち33頭が沖縄で見られているクジラと一致しているそうです。
また、奄美でしか確認されていない個体もあるそうですよ!!
沖縄では、一頭一頭に名前が付けられています。
奄美バージョンもつけまいですかね~。

今年の尾びれ写真などの情報は、こちらをチェック!
Humpback whales Of Amami Osima

最新情報の一部を紹介。
2014年1月22日瀬戸内町薩川湾沖で確認された個体は、
1月1日には、沖縄座間味島で確認されています。

2014年2月7日に奄美で確認された個体は、
2月24日に沖縄座間味島で確認。
数年前までは無かったキズも確認されているそうです。

奄美海域で見られていたクジラが約半月前、約半月後には、
沖縄の海域で確認されている。

研究されている方たちの地道な調査があってこその情報です!!
奄美大島においても今後も地道な調査が必要であり、やはりまずはデータをとることが大事。
“燃料費”という切実な問題もあり、今後の課題としても挙げられました。

8年前にみなが夢見ていた“ホエールウォッチング”が、実現されていることに、とてもわくわくしてます。

“参加者みんながクジラを見ることができた!”

忘れられない一日となりました。



今回は、急な講座依頼に応えてくださった、興先生。
沖縄の座間味村ホエールウォッチング協会のご協力もあり、本当に充実した講座となりました。
子供調査隊員たちもほんとうにがんばりました。
いつも情報をくださる島のみなさん。
ほんとうにありがとうございました。

カケロマホエールプロジェクトのみなさんも
安心・安全航海にてご案内、ありがとうございました。

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クジラの見られるシーズンも終盤にさしかかっています。
シーズンが終われば、そろそろ、大島海峡で見られる『ミステリーサークル』の時期がやってきます。

いい風が吹いてきましたね。。。


2014.3.23 奄美大島 瀬戸内町 与路島南西の沖合 油井小島
SBI調査員 Tadashi
  


Posted by S.B.I at 09:21Comments(0)講座