2014年08月28日
【奄美の自然 じっくり体験会】 へ参加してきました!
平成26年8月20日(水) 瀬戸内町・高知山(こうちやま)にて、
「奄美の自然 じっくり体験会」 が開催されました。
(主催:「奄美大島生物多様性地域戦略策定運用協議会」)
当初、油井岳展望台周辺での自然探検を計画していましたが、
散策予定路が工事中とのことで、急きょ、高知山展望所・遊歩道へと探索地を変更しました。
高知山は瀬戸内町を一望できる展望所。
古仁屋から阿木名集落を結ぶ旧道・地蔵峠へ車を走らせ、高知山展望所へと向かいます。
まずは、集合場所の油井岳・駐車場で講師紹介と体験会・内容について説明が行われました。
今回の講師は
江崎先生(鳥類) 一般財団法人鹿児島県環境技術協会
岡田先生(爬虫類) 同上
服部先生(奄美の生物全般) 東京大学医科学研究所准教授
前田先生(昆虫、植物) 芳華園・樹木医
横田先生(植物) 琉球大学教授
なんとも、豪華な講師陣です。
この後、高知山展望所入口へ移動。
さぁ、高知山の自然を満喫してきますよ。
琉球大学横田先生によると、奄美の森にはシイ、スダジイ、アマミアラカシなど、ブナ科の植物が多いそうです。
ブナ科の植物は、どんぐりで増えて行きます。
そのため、 “陸続き” でないと見られない植物なのです。
大陸や日本本土にもブナ科植物が多数あることから、奄美群島もむか~しむかしは、
大陸の一部であったことがわかります。
ヒメユズリハ(ユズリハ科)
“ユズリハ” よりも葉が小さいのが特徴。
日本列島にはおよそ7,000種類の植物が自生しているそうです。
そのうち、奄美群島に自生する植物は約1,700種類にのぼります!
奄美群島は、日本列島の0.3%ほどの面積しかありませんが、
全植物種の1/3が自生しているということになりますね。
すごい!!!
奄美群島は世界的にも珍しい “亜熱帯性多雨林" を持つ地域。
また、奄美大島や徳之島の山頂部には “雲霧林(うんむりん)” 的な森林が広がっているそうです。
“雲霧林” は熱帯や亜熱帯地域の山地で、霧が多く湿度が高い限られた場所に発達する林。
ここ、高地山(標高415m)も、雲霧林の条件がそろっており、
雲霧林で良く育つ、着生植物(ちゃくせい植物)やシダ類が多く見られるそうですよ。
ショウベンノキ(ミツバウツギ科)
切り口から樹液がたくさん出ることから、この名前が付いたのだとか。
タシロルリミノキ(アカネ科)
タシロルリミノキの実は青色。
同じアカネ科のボチョウジ(アカネ科)は赤い実を付けます。
他にも赤い実を付けるアオノクマタケラン(ショウガ科)も見られました。
ヒメアリドオシ(アカネ科)
この植物は要注意!
アリも通すくらいのするどい棘(とげ)を持っていますよ。
高知山にはアカネ科の植物が多いようですが、これも南西諸島特有の植生のひとつらしいです。
ノシラン(ユリ科)
ノシランはユリ科の植物ですが、葉の形状がラン科の植物に似ているため、
“ノシラン” とつけられたそうです。
イタジイの幹に蜂の巣!?
と思ったら、虫瘤(むしこぶ)なんだそう。驚きました!
沖縄では白アリがこのような巣を作ったりするそうです。
こちらは、ホングウシダの仲間。
それぞれ微妙に違った葉の形をしていますね。
ここでは、 マルバホングウシダ、
サンカクホングウシダ、
シンエダウチホングウシダ の三種を確認しました。
ツルラン(ラン科) 絶滅危惧Ⅱ類
別名 “夏エビネ” とも呼ばれ、花の姿がツルをイメージさせることから名づけられたそうです。
みんなが一斉に集まって、写真撮影を始めました。
「なんだろう?」と、覗き込んでみると・・・
なんと、リュウキュウイノシシが地面を掘った跡だとか!
リュウキュウイノシシは植物の根っこやシイの実、昆虫などを好んで食べます。
これは、イノシシの食事跡というわけです。
この跡にはイノシシに寄生していたダニなどが落ちている場合があるそうなので、
うっかり足を踏み入れて、ダニをお持ち帰りしないようにしてくださいね。
植物・動物観察をしながら、どんどん進みます。
木々の間を流れる風にのって、クロイワニイニイゼミやアブラゼミなどの鳴き声も響いていました。
ザトウムシ
一見、蜘蛛を連想する風貌ですが、蜘蛛とは別グループの節足動物なんだそうです。
トクサラン(ラン科) 絶滅危惧
お正月前後に淡い黄緑色の花を咲かせるそうです。
是非、見に行きたいですね。
空が見えてきました。
もうすぐ展望所です!
みなさん、自然と笑顔があふれていました。
笑顔の訳はこの眺望!
大島海峡を東から西まで、加計呂麻島を全部見渡すことができるのです。
この日は遠く徳之島まで見ることができました!
子供たちは、いつの間にか展望台に登っていました。
空近くから眺める大島海峡に、歓声があがっていました。
***
眼窩に見える大島海峡と島々を楽しんだ後は、また散策へ。
高知山の植物は約40年前に伐採されているそうです。
人の手の入り方によっては、森林の植生に優勢種と劣勢種が生まれてしまうそう。
自然の状態であれば、太い木、細い木、高い木、低い木、草類、コケ類 などなど、
多種多様な植物が存在します。
横田先生は、高知山の植物を概観し、「ほぼ自然林に近い、“自然度の高い森” 」と話していました。
これは、一度人の手が入ると、自然に近い植生に戻るまでに、約40年もの長い時間がかかるということでもあります。
う~ん。考えさせられる一言でした。
ヒカゲヘゴ(ヘゴ科)
ヒカゲヘゴは約1億年前から生息しているヘゴ科のシダ植物。
画像左下、幹の模様のような楕円は葉が落ちた跡です。
楕円の中に逆八の字が隠れていますね。
(小笠原固有種のヘゴ科植物には、この形から「マルハチ」と呼ばれているそうです)
画像右下、ヘゴの幹には 「シラタマカズラ」 (アカネ科) が巻きついていました。
熱帯・亜熱帯地域では落葉が微生物によってすぐに分解されるそうです。
そのため、土の層が浅く、植物は地中深く根を張ることができません。
また、外部の影響(風や雨)を受けやすいので、
植物は横に横に根を張っていき、根っこが板根(ばんこん)化するのです。
瀬戸内町ではサキシマスオウノキ(アオイ科)が有名なのですが、
ヒカゲヘゴも生息地によっては根っこが板根化するそうです。
ヘクソカズラ(アカネ科)
茎や葉を採ってくしゃくしゃっと揉んでその香りをかいでみると、名前の由来に納得(笑)
果実は薬用として用いられるようです。
ヘツカリンドウ(リンドウ科)。 ※この写真は別の場所で撮影した画像です
【前田芳之氏・提供画像】
発見地・辺塚(へつか)から名前がつけられたそうです。
あの苦~い “センブリ” の仲間でもあります。
(自生していたのですが、特徴を表す良い画像が無かったので、別撮影地ですが画像を掲載させていただきました。)
花は4弁、5弁と様々。
【前田芳之氏・提供画像】
ヘツカリンドウは生息地によって花弁(はなびら)の数や色が異なるようなので、
あちこち探して違いを比べてみる楽しみもありますね。
サクラツツジ(ツツジ科)
サクラツツジは2月頃に花を咲かせます。
【前田芳之氏・提供画像】
ウェブサイト 「せとうちなんでも探検隊」でも紹介中です。 → サクラツツジ
ヒメムカデクラマゴケ(イワヒバ科)
西表島~トカラ列島まで分布。
温かい山地の道路沿い、崖上に這うように自生する固有種です。
チャボイナモリ(アカネ科)
知らなければ通り過ぎてしまうほどの、小さな花。
ですが、チャボイナモリは抗がん物質である “カンプトテシン” を生産する植物として、注目されています。
駐車場に戻って、最後に皆さんと確認した植物は・・・
アメリカハマグルマ(キク科)
かわいい花ですが、環境省により「要注意外来生物」に指定されています。
南西諸島には主に1970年代に緑化用として導入されました。
耐陰・耐陽性に優れ、湿潤な場所でも生息可能。
繁殖力が強いため、道路脇や法面(のりめん)の雑草対策として植えられました。
しかし、現在では固有種を脅かす「侵略的外来種」となっています。
横田先生はアメリカハマグルマの説明中で、
自然環境を一番脅かしているのは「人間である」と話されていました。
他の外来生物についても同じですが、
これ以上、奄美の自然を脅かす生物を「持ち込まない、増やさない」ための活動が今、性急に求められています。
また、理由あって「持ち込んだ」場合、最後まで管理することが必要です。
そして、多種多様な生物を守るため、「盗掘」を許さない・・・
今ある自然環境を守ることができるのは、私たち人間以外には存在しません。
身近な自然を知ることが、自然を守る初めの1歩になるのではないでしょうか。
奄美群島の豊かな自然を守り、そして活かす持続可能な一番良い方法を
みんなで考え、実行していけたら良いなぁと、心からそう思います。
最後にワークシートをまとめて、解散となりました。
参加された皆さん、お疲れさまでした。
今回、高知山で観察した植物(の一部)です。
※体験会撮影画像と種の同定、画像提供にご協力いただいた、芳華園・前田様、ありがとうございました!
【参考資料 等】
『奄美の絶滅危惧植物』
『琉球弧野山の花』
一般財団法人 鹿児島県環境技術協会
NPO法人 野生生物調査協会HP
独立行政法人 国立環境研究所HP
環境省HP
*******
【おしらせ】
平成26年8月29日(金)に
『自然と奄美の未来について語る会』 を開催いたします。
時 間 18:30~20:30
場 所 瀬戸内町立図書館・郷土館 2F 視聴覚室
詳しくは ポスターをご覧くださいね。
親子での参加、大歓迎です!
興味のある方、ふるってご参加くださいね。
*****
2014.8.25
瀬戸内町立図書館・郷土館
埋蔵文化財調査員 鼎さつき
「奄美の自然 じっくり体験会」 が開催されました。
(主催:「奄美大島生物多様性地域戦略策定運用協議会」)
当初、油井岳展望台周辺での自然探検を計画していましたが、
散策予定路が工事中とのことで、急きょ、高知山展望所・遊歩道へと探索地を変更しました。
高知山は瀬戸内町を一望できる展望所。
古仁屋から阿木名集落を結ぶ旧道・地蔵峠へ車を走らせ、高知山展望所へと向かいます。
まずは、集合場所の油井岳・駐車場で講師紹介と体験会・内容について説明が行われました。
今回の講師は
江崎先生(鳥類) 一般財団法人鹿児島県環境技術協会
岡田先生(爬虫類) 同上
服部先生(奄美の生物全般) 東京大学医科学研究所准教授
前田先生(昆虫、植物) 芳華園・樹木医
横田先生(植物) 琉球大学教授
なんとも、豪華な講師陣です。
この後、高知山展望所入口へ移動。
さぁ、高知山の自然を満喫してきますよ。
琉球大学横田先生によると、奄美の森にはシイ、スダジイ、アマミアラカシなど、ブナ科の植物が多いそうです。
ブナ科の植物は、どんぐりで増えて行きます。
そのため、 “陸続き” でないと見られない植物なのです。
大陸や日本本土にもブナ科植物が多数あることから、奄美群島もむか~しむかしは、
大陸の一部であったことがわかります。
ヒメユズリハ(ユズリハ科)
“ユズリハ” よりも葉が小さいのが特徴。
日本列島にはおよそ7,000種類の植物が自生しているそうです。
そのうち、奄美群島に自生する植物は約1,700種類にのぼります!
奄美群島は、日本列島の0.3%ほどの面積しかありませんが、
全植物種の1/3が自生しているということになりますね。
すごい!!!
奄美群島は世界的にも珍しい “亜熱帯性多雨林" を持つ地域。
また、奄美大島や徳之島の山頂部には “雲霧林(うんむりん)” 的な森林が広がっているそうです。
“雲霧林” は熱帯や亜熱帯地域の山地で、霧が多く湿度が高い限られた場所に発達する林。
ここ、高地山(標高415m)も、雲霧林の条件がそろっており、
雲霧林で良く育つ、着生植物(ちゃくせい植物)やシダ類が多く見られるそうですよ。
ショウベンノキ(ミツバウツギ科)
切り口から樹液がたくさん出ることから、この名前が付いたのだとか。
タシロルリミノキ(アカネ科)
タシロルリミノキの実は青色。
同じアカネ科のボチョウジ(アカネ科)は赤い実を付けます。
他にも赤い実を付けるアオノクマタケラン(ショウガ科)も見られました。
ヒメアリドオシ(アカネ科)
この植物は要注意!
アリも通すくらいのするどい棘(とげ)を持っていますよ。
高知山にはアカネ科の植物が多いようですが、これも南西諸島特有の植生のひとつらしいです。
ノシラン(ユリ科)
ノシランはユリ科の植物ですが、葉の形状がラン科の植物に似ているため、
“ノシラン” とつけられたそうです。
イタジイの幹に蜂の巣!?
と思ったら、虫瘤(むしこぶ)なんだそう。驚きました!
沖縄では白アリがこのような巣を作ったりするそうです。
こちらは、ホングウシダの仲間。
それぞれ微妙に違った葉の形をしていますね。
ここでは、 マルバホングウシダ、
サンカクホングウシダ、
シンエダウチホングウシダ の三種を確認しました。
ツルラン(ラン科) 絶滅危惧Ⅱ類
別名 “夏エビネ” とも呼ばれ、花の姿がツルをイメージさせることから名づけられたそうです。
みんなが一斉に集まって、写真撮影を始めました。
「なんだろう?」と、覗き込んでみると・・・
なんと、リュウキュウイノシシが地面を掘った跡だとか!
リュウキュウイノシシは植物の根っこやシイの実、昆虫などを好んで食べます。
これは、イノシシの食事跡というわけです。
この跡にはイノシシに寄生していたダニなどが落ちている場合があるそうなので、
うっかり足を踏み入れて、ダニをお持ち帰りしないようにしてくださいね。
植物・動物観察をしながら、どんどん進みます。
木々の間を流れる風にのって、クロイワニイニイゼミやアブラゼミなどの鳴き声も響いていました。
ザトウムシ
一見、蜘蛛を連想する風貌ですが、蜘蛛とは別グループの節足動物なんだそうです。
トクサラン(ラン科) 絶滅危惧
お正月前後に淡い黄緑色の花を咲かせるそうです。
是非、見に行きたいですね。
空が見えてきました。
もうすぐ展望所です!
みなさん、自然と笑顔があふれていました。
笑顔の訳はこの眺望!
大島海峡を東から西まで、加計呂麻島を全部見渡すことができるのです。
この日は遠く徳之島まで見ることができました!
子供たちは、いつの間にか展望台に登っていました。
空近くから眺める大島海峡に、歓声があがっていました。
***
眼窩に見える大島海峡と島々を楽しんだ後は、また散策へ。
高知山の植物は約40年前に伐採されているそうです。
人の手の入り方によっては、森林の植生に優勢種と劣勢種が生まれてしまうそう。
自然の状態であれば、太い木、細い木、高い木、低い木、草類、コケ類 などなど、
多種多様な植物が存在します。
横田先生は、高知山の植物を概観し、「ほぼ自然林に近い、“自然度の高い森” 」と話していました。
これは、一度人の手が入ると、自然に近い植生に戻るまでに、約40年もの長い時間がかかるということでもあります。
う~ん。考えさせられる一言でした。
ヒカゲヘゴ(ヘゴ科)
ヒカゲヘゴは約1億年前から生息しているヘゴ科のシダ植物。
画像左下、幹の模様のような楕円は葉が落ちた跡です。
楕円の中に逆八の字が隠れていますね。
(小笠原固有種のヘゴ科植物には、この形から「マルハチ」と呼ばれているそうです)
画像右下、ヘゴの幹には 「シラタマカズラ」 (アカネ科) が巻きついていました。
熱帯・亜熱帯地域では落葉が微生物によってすぐに分解されるそうです。
そのため、土の層が浅く、植物は地中深く根を張ることができません。
また、外部の影響(風や雨)を受けやすいので、
植物は横に横に根を張っていき、根っこが板根(ばんこん)化するのです。
瀬戸内町ではサキシマスオウノキ(アオイ科)が有名なのですが、
ヒカゲヘゴも生息地によっては根っこが板根化するそうです。
ヘクソカズラ(アカネ科)
茎や葉を採ってくしゃくしゃっと揉んでその香りをかいでみると、名前の由来に納得(笑)
果実は薬用として用いられるようです。
ヘツカリンドウ(リンドウ科)。 ※この写真は別の場所で撮影した画像です
【前田芳之氏・提供画像】
発見地・辺塚(へつか)から名前がつけられたそうです。
あの苦~い “センブリ” の仲間でもあります。
(自生していたのですが、特徴を表す良い画像が無かったので、別撮影地ですが画像を掲載させていただきました。)
花は4弁、5弁と様々。
【前田芳之氏・提供画像】
ヘツカリンドウは生息地によって花弁(はなびら)の数や色が異なるようなので、
あちこち探して違いを比べてみる楽しみもありますね。
サクラツツジ(ツツジ科)
サクラツツジは2月頃に花を咲かせます。
【前田芳之氏・提供画像】
ウェブサイト 「せとうちなんでも探検隊」でも紹介中です。 → サクラツツジ
ヒメムカデクラマゴケ(イワヒバ科)
西表島~トカラ列島まで分布。
温かい山地の道路沿い、崖上に這うように自生する固有種です。
チャボイナモリ(アカネ科)
知らなければ通り過ぎてしまうほどの、小さな花。
ですが、チャボイナモリは抗がん物質である “カンプトテシン” を生産する植物として、注目されています。
駐車場に戻って、最後に皆さんと確認した植物は・・・
アメリカハマグルマ(キク科)
かわいい花ですが、環境省により「要注意外来生物」に指定されています。
南西諸島には主に1970年代に緑化用として導入されました。
耐陰・耐陽性に優れ、湿潤な場所でも生息可能。
繁殖力が強いため、道路脇や法面(のりめん)の雑草対策として植えられました。
しかし、現在では固有種を脅かす「侵略的外来種」となっています。
横田先生はアメリカハマグルマの説明中で、
自然環境を一番脅かしているのは「人間である」と話されていました。
他の外来生物についても同じですが、
これ以上、奄美の自然を脅かす生物を「持ち込まない、増やさない」ための活動が今、性急に求められています。
また、理由あって「持ち込んだ」場合、最後まで管理することが必要です。
そして、多種多様な生物を守るため、「盗掘」を許さない・・・
今ある自然環境を守ることができるのは、私たち人間以外には存在しません。
身近な自然を知ることが、自然を守る初めの1歩になるのではないでしょうか。
奄美群島の豊かな自然を守り、そして活かす持続可能な一番良い方法を
みんなで考え、実行していけたら良いなぁと、心からそう思います。
最後にワークシートをまとめて、解散となりました。
参加された皆さん、お疲れさまでした。
今回、高知山で観察した植物(の一部)です。
※体験会撮影画像と種の同定、画像提供にご協力いただいた、芳華園・前田様、ありがとうございました!
【参考資料 等】
『奄美の絶滅危惧植物』
『琉球弧野山の花』
一般財団法人 鹿児島県環境技術協会
NPO法人 野生生物調査協会HP
独立行政法人 国立環境研究所HP
環境省HP
*******
【おしらせ】
平成26年8月29日(金)に
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時 間 18:30~20:30
場 所 瀬戸内町立図書館・郷土館 2F 視聴覚室
詳しくは ポスターをご覧くださいね。
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興味のある方、ふるってご参加くださいね。
*****
2014.8.25
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おしらせ 県民大学講座・瀬戸内町で開催! 「奄美地域の先史文化」
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