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2014年07月29日

古仁屋 六月灯

平成24年7月27日(日)
瀬戸内町古仁屋の高千穂神社では、「六月灯」が開催されました。

六月灯は鹿児島県を中心に、旧薩摩藩領だった地域で行われる行事です。

「六月灯」とあるように、元々は旧暦の六月に行われていた行事でした。
現在は主に7月中に行われているようですね。

六月灯の由来は諸説あるようですが、
薩摩藩19代藩主・島津光久が観音堂建築後の参詣の際に、たくさんの燈籠(とうろう)をつけさせたのに倣い、
その後、檀家が寺に燈籠を寄進するようになったようです。


古仁屋の高千穂神社での「六月灯」開催は、十数年ぶり!
神主さん始め、有志の方々の尽力により今年開催の運びとなりました。
六月灯①




神社までの沿道には小さな氏子たちが描いた灯籠の絵が、行き交う人たちの目を和ませていました。
六月灯②


六月灯③




境内ではカラオケ大会が催されていました。
皆さん、楽しそう!
六月灯④




神社の神様への参拝も忘れずに・・・
六月灯⑤




帰り道、神主さんとお話しすることができました。
「最初はどうなることかと思ったけれど、みんなに楽しんでもらえたようで良かった」
と、安堵の表情とともに、今回の六月灯開催について感想をお話くださいました。
六月灯⑥


隊長・鼎
みんなで作り上げたアットホームな六月灯に、心癒されたひと時でした。
久しぶりのにぎやかな夜に、高千穂神社の神様もきっと喜ばれたことでしょう。
古仁屋の夏の風物詩として、末永く続いて行ってほしい行事です。



2014.7.28 隊長・鼎